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地デジ電波で「湿度」を測定し熱中症情報。日本気象協会

日本気象協会は、東京都周辺の熱中症危険度のメッシュ情報を、「tenki.jp」の期間限定コンテンツとして7月31日から9月30日まで提供する。地上デジタルテレビ放送の電波で水蒸気量を測定し、熱中症危険度のメッシュ情報として表示する。

内閣府のSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)の実証実験の一環で、情報通信研究機構(NICT)が開発した「地上デジタルテレビ放送の電波」を使用して水蒸気量を測定する新手法を活用する。この方法では、電波が水蒸気の多い空気中を進む際、水蒸気の少ない空気中を進む時と比べ、わずかに遅延することを利用し、その到達時間の差異から逆算することで、水蒸気量を測定する。

SIPが試験的に観測している、関東エリアの水蒸気量観測データを利用。熱中症危険度をメッシュ情報として地図上に表示する。情報は実況値で10分ごとに更新。リアルタイム情報として確認できる。データは、防災科学技術研究所(NIED)の協力を得て使用している。