こどもとIT

マイクラで冒険しながら、英語も学べる「ケンブリッジ大学の英語アドベンチャー」

――教育版マインクラフト ワールド紹介その①

教育版マインクラフトには、科学や数学、言語や歴史など、教科ごとに学べるワールドがいくつも用意されている。今回はその中のひとつ、英語が学べる「ケンブリッジ大学の英語アドベンチャー」を詳しく紹介しよう。いったいマイクラを使った英語学習とはどのようなものなのか。

英語のクエストを解きながら冒険を進めていくと、海賊船に出合うことも

英語アドベンチャーの世界を探検しよう

このアドベンチャーの世界(ワールド)の準備と遊び方は、こちらで紹介済みなので、その先に何が待っているのか見ていこう。このワールドは、その名の通り「アドベンチャーモード」で遊ぶゲーム世界になっている。

謎のページを追いかけよう

ワールドに入ってすぐ、まずはNPC(※)に話しかけてみよう。波止場にいたキャプテンに話しかけてみたもの、案内してくれる気はない様子。

※Non Player Characterの略。プレイヤーが操作できないキャラクターのことで、ワールド内を案内したり、問題を出題したりといったように、何らかの役割を持つこともある。

波止場にいるキャプテン「Gary」

NPCとの会話は英語だが、いったい何といっているのだろう。実は、教育版マインクラフトには「イマーシブリーダー」という機能がついている。NPCの台詞などで、「本」のアイコンをクリックすると、イマーシブリーダーが開き、そのテキストを見やすく表示してくれる。

テキストの読み上げもできるので、リスニングの練習にもなる。また、日本語の翻訳を表示することもできる。このイマージブルリーダーを使えば、冒険もスムーズにできそうだ。

NPCとの会話もイマーシブリーダーを使うと、英語も読みやすいし、音声再生、翻訳もしてくれる

あたりを見回すと、道の真ん中になにか落ちているようだ。いかにも怪しい。どうやら、本の破れたページのように見える。拾おうとすると、ページはひらひらと飛んでいく、ここはダッシュで追いかけていこう。

いかにもあやしい紙のページを発見、追いかけよう

Steveを助けてコインをもらおう

なぞのページは、長い階段の下に落ちていた。そばには、SteveというNPCが困っているようだ。ページも気になるが、立ち止まって話しかけてみよう。すると、Steveから「Can you help me fix the sign?(標識を修理するのを手伝って)」とお願いされる。

Steveに話しかけてみると……

確かに、Steveの近くには標識らしい文字が並んでいるが、ブロックが1つ欠けてしまっている。ここを埋めればよそうだ。すぐそこに「A」のブロックがある。これを拾って、空いているところにはめ込むと「LIBRARY(図書館)」になる。どうやらこの先に「図書館」があるようだ。

1つ欠けたブロックを埋めて「LIBRARY(図書館)」の文字を完成させる

完成すると、Steveからお礼として、脇にキラキラした物が現れた。何かのコインのようである、もらっておこう。

Steveから光るコインを手に入れた。これはなんだろうか

さて、落ちていたページをタップすると、また飛んでいってしまった。映画のような効果でその様子を見た後、自動的に門の前にテレポートされたようだ。ここが図書館なのだろうか。

図書館らしき建物の前にテレポートされる……

パズルを解いて門を開こう

図書館の門にはダイヤル式の鍵がついている。どうやって開けばいいのだろうか。

図書館の門にはダイヤル式の鍵が

見回してみると、怪しげなブロックが置いてある。タップしてみると「ヒントブロック」だとわかる。さっき拾ったコインを入れてみよう。すると、門を開けるヒントが表示される。このヒントブロックは、この先も出てくるので、コインを見つけたら集めておくとよさそうだ。

ヒントブロックにコインをいれるとヒントをくれる

4つの鍵を1つずつタッチして回し、ヒントから連想できる言葉のアルファベットを正しく並べれば無事に門が開いた。ページを拾って、さらに先に進もう。

ダイアル式の鍵を正しい組合せにすると門が開いて入れるように
落ちているページも拾っておこう

ライブラリアンの頼みを聞こう

図書館の入り口と思われる場所には、これでもかと立て札が並んでいる。どれを見ても「進入禁止」をいろいろな言い方で書いているようだ。入らないことには進まないので、どきどきしながら先に進んでいこう。

これでもかと看板が立ち並ぶ図書館の入り口、気にせず進んでいこう

アルファベットが並んでいる床が見えてきた。ある単語の順に歩いて行くと入り口の扉が開く。

ある順番で床を進むと入り口の扉が開く

図書館の中に入ると、妖精のような姿のLilacというNPCがいる。どうやら図書館員(ライブラリアン)らしい。話しかけると、入ってきたことに少々おかんむりのようだったが、自分の新しいアシスタントだと思ってくれたらしい。

妖精のようなNPCのLilacは、自称世界一有名なライブラリアンらしい

Lilacは暖かい飲み物を持って来てほしいようだ。自販機用のコインをくれるので、飲み物の販売機をさがそう。

図書館の中は、結構な広さである。3Dに慣れていないと、迷子になりやすいので、自分がいる場所を確かめながら進んでいくのがよさそうだ。

自販機を見つけたら、コインを入れて飲み物を選ぼう。暖かい飲み物を所望されていたはずなので、該当するものを選んで持って行こう。

自販機を見つけた、どの飲み物がいいだろう?手に入れて持っていこう)

希望された飲み物をわたすと、次の依頼が。植物に水をやってくれと言われる。なかなか人使いが荒い。

なかなか人使いが荒いLilac

手伝いが終わったら、また話しかけてみよう。今度は、図書館の床のサインを集めてほしいようだ。見ると、4つのブロックが欠けている。

欠けた部分のブロックを探して、ひとつの言葉を完成させる

図書館中を探し回ってブロックを当てはめると、今まで入れなかった部屋に進む。ここまでが、いわば導入編で、いよいよ冒険のはじまりになる。Lilacから2つの物語の中に入って、壊れた物語を直してほしいと依頼されるのだ。ここから先の冒険は、是非ご自身で楽しんで欲しい。

さっき拾ったページは、ある本の一部だったようだ
物語の中に入ると、まるで違う場所に移動する。ここからが冒険の本番だ
洞窟や海賊船を冒険する場面もある

家族や友だち同士て進めていくのが楽しいアドベンチャー

このイングリッシュアドベンチャー、ケンブリッジ大学英語検定機構によって構築されているだけあって、大人がやってみても、なかなか楽しい。これから夏休みもはじまる時期、マイクラ好きの子どもたちにも触ってもらったが、英語のことも含めて相談しながら、わいわい進めていくのが楽しいようだ。

マイクラの操作は慣れている子どもに任せつつ、友だちや家族で知恵をだしあって挑戦するミニキャンプにぴったりだ。ぜひ、このワールドにチャレンジしてほしい。

なお、ケンブリッジ大学英語検定機構では、このアドベンチャー向けに教育版マインクラフトの試用アカウントを提供中である。こちらの英語フォームから、姓名、メールアドレスを登録すると、すぐに発行してもらえるので、アカウントを持っていない方は、こちらを試してみて欲しい。

新妻正夫

ライター/ITコンサルタント。2012年よりCoderDojoひばりヶ丘を主催。自らが運営する首都圏ベッドタウンの一軒家型コワーキングスペースを拠点として、幅広い分野で活動中。 他にコワーキング協同組合理事、ペライチ公式埼玉県代表サポーターも勤める。