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東京の子供給付金「018サポート」、6万円一括支給の申請は12月15日まで

東京都が行なっている、都内に在住する18歳以下の子どもに対し、1人あたり月額5,000円を支給する「018サポート」事業。一括支給対象となる申請締め切りである、12月15日(金)が迫ってきました。

この日までに申請を完了すると、2024年1月に最大60,000円が支給されますが申請はもうお済みでしょうか。この給付金は親の所得制限なく支給されるもので、児童手当とは異なるので別途申請が必要になります。

支給対象となるのは、「0歳から18歳までの子供(2005年4月2日~2024年3月1日生まれ)」であり、「2023年度中に都内に住所を有する又は有していた人(原則)」。

支給対象となる期間は2023年4月~2024年3月で、この間に都内に住んでいる人は60,000円が支給されます。2023年度中に都内に転入、都外へ転出した場合は、都内に在住している、または在住していた月数に応じて支給されます。同年度中に子供が生まれた場合も同様です。

支給対象となる期間
2023年度中に都内に転入、都外へ転出した場合は、都内に在住している、または在住していた月数に応じて支給されます

申請を12月15日までにすると、2024年3月分までの全額60,000円が2024年1月に一括で支給されることになります。12月16日以降に申請した場合、支給は別途行なわれます。60,000円を一括で受け取りたい人は、15日までに申請を済ませておきましょう。

ですがこの給付金は、申請が始まった9月頃から「史上稀に見る難しさ」などと言われていました。筆者も既に申請を終えていますが、これまでさまざまな行政手続きをオンラインでやってきても、この018サポートの申請はなかなかに難しかったです。

複数あるつまづきポイントを解説した記事もあるので、これから申請する人はぜひ参考にしてみてください。

重要なポイントとしては、以下の部分には必ず注意した方が良さそうです。

  • 申請前に必要書類と「対象者区分」を必ず確認する
  • 「対象者区分」は絶対にメモしておく
  • 本人確認で使うマイナンバーカードは子供ではなく「親」名義
  • スマホで申請する場合、誕生日登録のカレンダーは西暦をタップするとスムーズ
  • 親子関係がわかる書類で保険証や医療証を使う場合、申請者が母親で扶養者が父親だと書類不備で返却されるので注意(その逆も然り)

最後の親子関係がわかる書類ですが、筆者は医療証を提出したところ、先日(12月9日)に書類不備のメールが届きました。申請が完了したのが9月27日なので2カ月以上経ってからの連絡でした。

9月27日に申請を終え、書類不備の連絡が12月9日に来ました

申請は筆者(母親)が行なったのですが、親子関係がわかる書類として提出した医療証に保護者として名前が記載されていたのが夫(父親)だけだったため、再提出となりました。

この場合提出できる書類は住民票の写しのみになるようで、60,000円もらうために200円払って住民票を取得するのは正直モヤッとします。けれども父親名義で再申請するのも面倒なので、大人しく住民票を取得してこようと思います。

申請する際は、提出書類に記載されている保護者の名前にも注意が必要です。というかマイナンバーでは家族関係ってわからないのですかね……。

親子関係がわかる書類は、申請者と子供の名前が記載されているものを必ず使います。記載がないと不備として返却されます

上記注意事項に関しては、018サポートの公式サイト内「オンライン申請手続きのガイド」でも詳しく解説されています。こちらでもつまづきポイントが紹介されているので、あわせてチェックしてみてください。

オンライン申請手続きのガイド - 018サポート

西村 夢音