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新しい「マイナポータル」がPCに対応 確定申告対応も強化

デジタル庁は4日、「マイナポータル」の実証ベータ版で、PC版の提供を開始した。また、実証ベータ版において、外部サイトとの連携や確定申告の機能を更新し、1月に始まる確定申告対応を強化している。

マイナポータルの実証ベータ版は、2022年12月にスタートしたα版を強化し、'23年8月にベータ版に移行し、次世代のマイナポータルとして利用できる。すでに既存のマイナポータルの多くの機能が実証ベータ版になっているが、新たにPCでも利用可能となるほか、確定申告関連の機能が強化された。

マイナポータル実証ベータ版がPC対応

マイナポータル実証ベータ版では、既存のマイナポータルの機能を、見つけやすく、アクセスまでの手間を減らすように見直し。例えば、公金受取口座の登録や健康保険証との紐付け状況を簡単に確認できるようにしたほか、医療費の記録の振り返りなどを使いやすくした。

なお、2023年度中に実証ベータ版が「マイナポータル」の本格運用に切り替わる予定。