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富山市「まいどはやバス」でタッチ決済の実証実験

富山市は、富山駅から中心市街地の移動手段である「まいどはやバス」において、公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用し、4月3日よりVisa・JCBのタッチ決済の実証実験を開始する。

まいどはやバスは、富山駅周辺および中心市街地とその周辺とのアクセス充実による、中心市街地の活性化や回遊性の向上、来街者の増加を図ることを目的として運行されている市内循環バス。

実証実験は、5月12日~15日に開催が予定されている「G7富山・金沢教育大臣会合」の影響で海外や県内外からの来街者による利用の増加が見込まれることを契機に公共交通を整備している一環として実施される。

富山市は実証実験を通じて、キャッシュレス決済による公共交通の更なる利便性の向上やアフターコロナを見据えたインバウンドの対応、乗降データを活用した富山市内の交通政策や観光政策の立案への効果を検証する。

検証期間は'23年4月3日より1年間。対象路線はまいどはやバス。運賃は200円。対応ブランドはVisa、JCBで、他ブランドにも順次対応予定。