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日本郵政、「戦略的副業」開始 社員の副業と外部人材受け入れ

日本郵政、日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険は、各社本社において、社員による社外副業、グループ外の副業人材受入、グループ間副業の3つの副業に一体的に取り組む「戦略的副業」を試行開始する。これに伴い、日本郵政グループでは初となるグループ外の副業人材の公募を行なう。

グループの社員に限らないさまざまな人の多様なキャリア形成を促進するとともに、自らの選択による挑戦を後押しすることが目的。戦略的副業を通じて、組織風土の変革と社員の成長の実現を目指す。

副業の対象は、プロジェクト的に課題解決に取り組む業務。当該業務に職業上の経験やビジネススキルといった各社員のキャリアを活かすとともに、今後のキャリア形成へとつなげる。

社員による社外副業では、勤務時間外に加え、週1日分までの勤務を削減して取り組むことも可能とし、社員の挑戦を後押しする。特に、地方自治体が募集する案件はグループの経営理念「社会と地域の発展に貢献」に直結することから、地域貢献につながる副業として推奨する。

社外副業のイメージとして、社員が平日1日は地方自治体において地域課題解決プロジェクトに参画、人事部社員が平日1日は地方の中小企業において人事制度の設計業務に参画といった例を挙げている。

グループ外の副業人材受入では、高い専門性や新たな知見が必要な業務に週1日分まで副業人材の受入を実施。新規施策の検討業務への、他社で知見ある人材のアドバイザーとしての受入などを行なう。

グループ間副業では、グループ内のプロジェクト業務等に週1日分まで社内副業人材の受入を試行する。例えば、新規ビジネスの企画業務に、自身の案を実現したい社員が社内副業として参画する。

得られる成果として、組織にとっては新たな知見・考え方を取り入れることによるイノベーションの創出・組織の活性化、社員にとっては社内や自部署の業務とは違った業務に触れることを通じた成長を見込む。なお当面は、各施策を本社で試行して効果検証を実施し、ルール等を見直すとともに拡大に向けた議論を進める。

戦略的副業開始に伴い、グループ外の副業人材受入のための公募を行なう。公募元は日本郵政グループ各社本社の複数部署で、公募にあたってはパーソルイノベーションが運営する副業人材マッチングサービス「lotsful(ロッツフル)」にて実施する。11月28日に公募を開始しており、締切は12月14日19時。そのほか、グループ外の副業人材受入のオンライン説明会を12月12日19時に開始する。