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新宿駅専用のナビアプリ、無料公開。案内サインやバリアフリーの実態調査

東京都とジョルダンは、新宿駅をスムーズに移動できることを目的としたナビアプリ「新宿えきナビ 2021Summer」を7月21日9時に公開する。ターミナル駅の利用実態調査の一環で、提供期間は9月13日まで。アプリはAndroid版で、Google Playにて無料で配信される。

東京都は、案内サインの改善や、乗り換え動線のバリアフリーの推進、サービス向上などに取り組む一環として、民間のアプリを通じた利用実態調査を行なう。公開される屋内ナビゲーションアプリ「新宿えきナビ 2021Summer」は、ジョルダンが2020年10月に新宿駅で実証実験を行なったアプリ「新宿えきナビ」を改良したもの。現在位置の測位技術や電子地図を実装しているほか、標準ルートの検索、段差回避ルート(エレベーター優先・エスカレーター優先の2通り)の検索が可能。また店舗情報やクーポンが提供され、対応言語は日本語と英語の2カ国語となっている。

屋内の測位技術はIndoorAtlasの技術を使用。屋内の地図は、国土交通省高精度測位社会プロジェクトのオープンデータを元にしたHEREとメディアリサーチの技術が採用されている。

アプリには東京都と国交省の2つのアンケートが用意されており、回答すると、先着でジョルダン乗換案内の有料機能の90日利用権(50名)または東京2020大会広報PR用バッジ(300名)がプレゼントされる。