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大雨危険度分布の愛称は「キキクル」。気象庁

気象庁は、大雨による災害発生の危険度を地図上で確認できる「危険度分布」の愛称を「キキクル」に決定した。

愛称は、一般公募により選ばれたもの。「危機が来る」が元になっており、選考では、危険が迫っていることが分かりやすい、文字数が少なく視認性に優れる、などが評価された。

土砂災害、浸水害、洪水の危険度分布について、それぞれ愛称を用いて表記。大雨警報(土砂災害)の危険度分布は「土砂キキクル」、大雨警報(浸水害)の危険度分布は「浸水キキクル」、洪水警報の危険度分布は「洪水キキクル」と表記される。

「危険度分布」は、雨による災害の危険度を5段階で色分けして地図上にリアルタイム表示するもの。気象庁ホームページのほか、テレビの気象情報コーナーや、各社が提供するスマホアプリから届く「危険度通知」にも使われている。