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JCB、「みんなのキャッシュレス」。新橋ガード下でドリンク半額

左からりんごちゃん、スピードワゴン井戸田潤さん、小沢一敬さん、JCB取締役兼常務執行役員 岩井克実氏

JCBは、10月の消費増税、キャッシュレス・消費者還元事業に伴い、消費者へのキャッシュレス決済の利便性周知を目的に「#JCBみんなのキャッシュレス」プロジェクトを開始する。

プロジェクトの第1弾は、10月1日より東京 新橋ガード下横丁で実施。JCBのキャッシュレス決済を対象にドリンクが約半額になる「JCBキャッシュレスハッピーアワー」や、キャッシュレス決済であればJCBに関わらず注文できる「キャッシュレス限定メニュー」などを展開する。期間は10月7日まで。

対象店舗は、魚河岸鮮魚酒場鮨○、鉄板焼き屋台テッちゃん、おばんざい家 新橋、串カツ勝、小澤牧場牛○、九州づくし都久志屋、炉端貝○、成吉思汗ラムバカ、新橋ちょい呑み餃子の新橋ガード下横丁内9店舗。

新橋ガード下横丁では、従来クレジットカード決済に対応しており、JMSの「おてがるPay」の導入で、交通系ICやiD、QUICPayにも対応。さらにJCBのコード決済スキーム「Smart Code」を導入し、メルペイに対応する。

期間中、JCBのキャッシュレス決済限定で、対象店舗で営業時間内のどの時間でも入店から2時間、生ビール、チューハイ、サワー、焼酎、ワイン、ウーロン茶などの対象ドリンクが半額になる。対象の決済方法は、JCBカード、JCBプレモカード、QUICPay。注文時にJCBのキャッシュレス決済を使うことを宣言する。

また、JCB以外のキャッシュレス決済も対象となるキャッシュレス限定メニューを対象の9店舗がそれぞれ考案。「ウニとイクラの限界キャッシュレス盛り寿司」(1,200円)や「キャッシュレスで、無限ジンギスカン」(899円/2時間)などを提供する。

キャッシュレス限定メニュー

キャッシュレス限定メニューの対象決済方法

JCBカード、JCBプレモカード、VISA、Mastercard、DCカード、UFJCard、NICOSカード、UCカード、American Express、Diners Club、銀聯カード、Discover Card、QUICPay、iD、Apple Pay、Google Pay、Suica、PASMO、Kitaca、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん、メルペイ

今後、JCBみんなのキャッシュレスでは、札幌 中央卸売市場 場外市場で(10月24日から27日)、名古屋 金シャチ横丁(10月31日から11月3日)、広島 横川商店街(11月12日から13日)でイベントを実施する。

JCBは、一般消費者1,000人とコンビニ、居酒屋の従業員、タクシー運転手など300人を対象に調査を実施。調査の結果、キャッシュレス決済利用者の約6割がキャッシュレス決済を使うのをためらったことがあると回答し、その理由は「使えるどうかかわからない」「少額だと嫌がられる気がする」などであったという。

一方で、コンビニ、居酒屋の従業員やタクシー運転手などは「現金よりもキャッシュレス決済の方が楽」「金額に関係なくキャッシュレス決済を利用してほしい」という回答が7割を超え、消費者と店舗側とで認識にギャップがあることがわかったとしている。

JCB取締役兼常務執行役員の岩井克実氏は、JCBみんなのキャッシュレスの実施により、消費者が気軽にキャッシュレス決済を利用できる機会を創出し、「お客様、お店双方の視点に立って、これからもキャッシュレス化を推進していきたい」とした。

発表会では、りんごちゃんと、スピードワゴンの2人が登壇。3人とも普段は現金しか利用しないという。新橋ガード下横町に移動し、実際にQUICPayでの支払いを体験したりんごちゃんは、「簡単、便利、楽。普段の現金決済に比べて、小銭や紙幣を取り出す時間もかからずに決済できて良い」と述べた。