新型ビエラはイカス!! その接続性がステキ!!
例えば、ビデオオンデマンドサービスのアクトビラ&アクトビラ ビデオ・フル対応でしょ、設置が簡単で高音質サウンドの純正ラックシステムことビエラサウンドスタイルが使えるでしょ、SDメモリーカード経由でLUMIXで撮った画像をハイビジョン画面で楽しめたりもする。うす型テレビとしてのスペックもヒジョーに高いが、それに加えて情報・エンタテイメントの核として使えるのがイイですな。
かく言う拙者が激強く惹かれた新型ビエラの機能は、何を隠そう“どこでもドアホン連携機能”。ビエラの画面上で来客を確認できちゃうというスグレ機能なのである。
ところで、この“どこでもドアホン”ってご存知? コレね、凄いんですよ。これからドアホン付けるなら、もしくは既存のドアホンをリプレイスするならコレしかない!! ってほど素晴らしい機能がテンコ盛りのドアホンなのだ。
例えば、どこでもドアホンシリーズのVL-SW150Kという機種。基本的には、いわゆる“テレビドアホン”で、玄関なんかに付けた玄関子機をピンポーンと押せば、家の中の親機がピンポーンと鳴ると同時に玄関の様子を映像で映し出してくれる。ま、ここまではフツーのテレビドアホンですな。
どこでもドアホンのイカシてるトコロは、まずその名の通り、どこでも来客に対応できること。ワイヤレスの子機が使えるんですよ。携帯可能サイズの子機が親機と無線接続されているので、親機とほぼ同様の機能を“どこにでも持ち運んで使える”のだ。
従来、親機って壁に取り付けてるじゃないスか。だから来客が来た場合、室内での応答は親機の位置に限られていた。しかしこの無線子機を使えば、ピンポーンと鳴ってもいちいち親機の場所まで行く必要ナシ。リビングでもキッチンでもベランダでも、無線子機さえ持っていれば、立ち上がる必要すらなく、どこでも来客に対応できるってわけだ。
さらなる良さは、画面表示。どこでもドアホンは基本的にカラー表示なんですな。親機も子機もカラー液晶を搭載し、玄関子機はカラーカメラを採用しているので、来客の様子をカラーで見られる。ので、誰が来たのか、外の様子はどうかなどを、よりスムーズに把握できる。加えて、親機・子機とも画面サイズが大きいこと。VL-SW150Kの画面サイズはナンと5型!! デカ!! 見やすっ!! 子機の画面も2.5型で、大画面系デジカメの液晶サイズくらいあって、やはり実に見やすい。
他、どこでもドアホンシリーズには、留守中に来客の様子を自動記録(静止画100枚、そのうち音声付き静止画を25枚記録)することができる。もちろんあらかじめ設定した応答メッセージも流せる。さらにFAXや電話機との連動も可能で、どこでもドアホン子機を電話機として通話するようなこともできる。さらにさらに、火災報知器と連動して緊急時に親機や子機にアラートを表示させたり、オプションの無線カメラを利用して簡易的な映像監視システムとして役立てることもできる。
従来型のテレビドアホンの常識を覆しまくる機能を多々持つどこでもドアホン。実際、発売当初から大人気で、既存のドアホンをどこでもドアホンにリプレイスしている人が多いという。
……でも、取り付けとか付け替えとかタイヘンなのでは!? とか思うでしょ!! 俺も思った。のだが!! しかし!! 意外なほど簡単なのである。例えば既にドアホンを使っている場合、多くのケースで既存の数本の導線を繋ぎかえれば最新どこでもドアホンを使えちゃったりする。多くの場合、玄関子機と室内親機は2本の導線で接続されているだけなので、これを繋ぎかえ、どこでもドアホンを設置するだけで上記のような便利機能を使えるようになっちゃう。
てなわけで、これからのドアホンはカラーでしょ!! 大画面でしょ!! 無線子機でしょ!! 高い拡張性でしょ!! と買う気満々モードとなっていた拙者の前に、新たな魅力がひとつ発生!! すなわち前述のビエラとの接続・連携である。
どこでもドアホンとビエラ(PZ750SKシリーズ)を接続して何ができるかと言えば、ビエラの画面上で来客を確認できるようになる。
来客アリ。ピンポーン!! の瞬間、ビエラの画面上に来客を示す表示が成される。次いでビエラのリモコンの決定ボタンを押すと、ビエラ画面上に子画面として、どこでもドアホンからの映像(来客の姿)が映し出される。テレビ画面で来客がわかるんですよ奥さん!! 大音量で映画とか堪能してたから来客に気づかなかった……てな失礼を回避できるんですよ旦那さん!!
……えー、でも、どこでもドアホンとビエラを接続するんでしょ? ソレって配線とか面倒じゃないの!? 難しくないの? と思うでしょ!! 俺も最初そう思った!! が!! 実際は楽勝&容易なのであった。
具体的には、ドアホン用PLCアダプターパックで、どこでもドアホンとビエラをつなぐだけ。PLCですよPLC。高速電力線通信。つまり、どこでもドアホンとビエラの間のケーブル取り回しとかは実質上ナイに等しい。何しろ、PLC=既存の屋内電気配線をそのまま通信線として使うのだから。
さらに具体的な接続方法を言えば、ドアホン用PLCアダプターパックのPLCアダプタを、ビエラ側とドアホン親機側のコンセントに接続する。次いで、ビエラとPLCアダプターを付属LANケーブルで接続し、ドアホン親機とPLCアダプターを付属ケーブルで接続すれば完了。ドアホン親機とビエラの間を無結線感覚でつなげられるので、室内もスッキリ。非常にスマートに使い始められる。
てなわけで、ビエラ(PZ750SKシリーズ)の“どこでもドアホン連携機能”、新型ビエラの他新機能と比べちゃうと、小さめの付加機能ではある。が、生活上、毎日のように役立つという意味ではビエラ(PZ750SKシリーズ)ならではの大きなメリットを実感できる機能だと思う。
これからうす型テレビを、これからドアホンを、と考えているなら、ぜひ一度、新しいビエラと話題沸騰中のどこでもドアホンをチェックしてみて欲しい!!
(スタパ齋藤)
リビングテレビ選びの3つのポイント http://panasonic.jp/viera/lineup/choice/02_quality.html