『クレイマー、クレイマー コレクターズ・エディション』　 家族のために働いているのに、それが原因でママが疾走、パパは愕然、子供は呆然…。今ではどこにでもある？状況を描く感動の作品。（伊藤） 【いくら初めての料理でもあの卵の割り方はないだろう度数】★★★★★ 　撮影当時のアメリカの社会的背景なども垣間見れる「メイキング・ドキュメンタリー」は必見だ。ダスティン・ホフマンとメリル・ストリープの名演はどのように生まれたのか、スタッフたちが語る撮影中のエピソードの中で知ることができる。また、日本人にはあまり馴染みのなかったアメリカ社会における親子愛を描いた本作の、ひとつひとつ丁寧に作り込まれたシーンを観るたびに涙を誘うその秘密が、このメイキング・ドキュメンタリーに隠れている。　DVD商品の特典映像としては少々物足りなさがあるが、それを上回るオスカー俳優たちの素晴らしい演技によって泣きたいだけ泣くことができる。世代や時代を問わず感動できる作品のDVD化だ。 ■ストーリー 　1979年度のアカデミー賞で主要5部門、ゴールデン・グローブ賞4部門を受賞した作品である。仕事中心の生活をしていたテッドは、「自分自身を見つけたい」と言う妻に家を出ていかれた。息子と2人で不慣れな家事と仕事に追われる日々を送っていると、妻が養育費を求めて訪ねてきた…。80年代のアメリカを舞台に、女性の自立や日常化した離婚などの家族問題を取り上げながら、人情味溢れる温かな視点でアメリカ社会を描いている。有名な“フレンチ・トースト”を作る朝食のシーンは心に残る。

■作品データ 監督：ロバート・ベントン 出演：ダスティン・ホフマン、メリル・ストリープ、ジャスティン・ヘンリーほか 1979年/アメリカ/105分＋映像特典/税抜3,800円/[ビデオ／有] [10/26発売：ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント] （C)1979 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES,INC. ALL RIGHTS RESERVED.

■映像特典チェック！

「メイキング・ドキュメンタリー」「タレント・ファイル」「オリジナル劇場予告編」

■その他、秋の夜長に号泣したい人に是非観てほしい作品■ 『ダンサー・イン・ザ・ダーク』 ラース・フォン・トリアー監督の作品は『奇跡の海』以来、苦手だったりする。あまりにも切なくなり二度と観ることが出来ない作品だからだ。この作品も映画館で号泣した。悲しいミュージカルなんて二度と二度と…、といってもお勧めしちゃうのが人間の性？（浜田） 【ビョークの眼鏡が大きさの割には度が弱いのでは？と訝しげに思う度数】★★★★☆ 『プライベートライアン　スペシャル・リミテッド・エディション』 皆さん、『リプリー』を観たからといってマット・デイモンを蔑んではいけません。この映画ぐらいまでは彼も格好いいのです。そうそう、相変わらずトム・ハンクスは彼らしい演技で安定度100％です。個人的には最初のシーンを5.1CHで聴いてみたいかなー。（笑）（浜田） 【T・ハンクスは微妙に「デーブ・マシューズ・バンド」のボーカルに似ている度数】★★★★★ 『ショーシャンクの空に』 これってアスミックさんが脚本に惚れ込んで持ってきたんだよね。脚本でしびれるだけの映画ってやっぱり『セブン』もそうだけど、概ねイケている度高しです。ティム・ロビンスっていい役者さんだなってこの作品を観て強く思いましたね。そうそう、スティーブン・キングが原作って知っていましたか？（浜田） 【モーガン・フリーマンの隣にはいつもジェシカ・ダンディが出てくると勘違いしちゃう度数】☆☆☆☆☆ 『シザーハンズ　特別編』 ティム・バートンの映画は結構苦手だったりするのだけど、この映画だけはジョニー・デップとウィノナ・ライダーの組み合わせに思わずキュートな気分になるので OK！もちろん、バートンテイストばりばりのメルヘンです。馬鹿と鋏は使いよう？って失礼致しました～。（浜田） 【ウォーターベッドは鋏ぐらいじゃ破裂しないぜぃ度数】★★★☆☆ 『スタンド・バイ・ミー　コレクターズ・エディション』 ベン・E・キングのテーマに乗って子供の頃の気持ちを思い出したい映画、堂々のナンバー１がこの映画。（って誰が決めたの？）今は故リバー・フェニックスの好演がとてもグッド！彼とH・フォードの共演作『モスキート・コースト』と共に押さえておきたい。そうそう、これもスティーブン・キング原作ですよね。（浜田） 【子供の頃だからこそ、煙草って吸いたくなるんだよなー的納得度数】★★★★☆ 『ペイ・フォワード』 世界を変えるため、ある少年が考え出した「ペイ・フォワード」とは？『シックス・センス』の名子役ハーレイ少年の演技が話題となったヒューマン・ドラマだ。（清水） 【ハーレイ少年の名演がむしろ小憎たらしい度数】★★★★☆ 『ギター弾きの恋』 天才ジャズ・ギタリストの不器用な恋を描いた本作は、W・アレン 30本目の監督作。本作でオスカーを獲得したS・ペンのユーモア溢れる演技に注目だ。（清水） 【ジャズ通のウディ・アレン監督ならでは！度数】★★★★★ 『リービング・ラスベガス』 本作でオスカーを受賞したN・ケイジ名演が光るラブ・ストーリー。 M・フィギス監督自らが手掛けたムーディーな音楽が、物語を一層切ないものにしている。（清水） 【ニコラス・ケイジの豪快な胸毛に抱かれたい度数】★☆☆☆☆ 『八月のクリスマス』 韓国の大スター、ハン・ソッキュと『カル』のシム・ウナ主演によるピュアな恋物語。カンヌ映画祭をはじめ全世界で絶賛を浴びた本作は、荒んだ心を癒されたい方にオススメ！（清水） 【シム・ウナの“事実上の完全引退報道”に衝撃度数】★★★☆☆

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