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【編集部ピックアップ】子どもの悪い姿勢をメガネとAIが感知してブルブルお知らせ!

――第12回教育総合展「EDIX東京」展示会場レポート④

編集部ピックアップ記事として、「EDIX東京」(主催:リード エグジビジョン ジャパン株式会社)の展示会場で気になった製品を取り上げる本レポート。今回は、電子機器・デバイスを企画開発するクリア電子。YouTubeチャンネルを持つ現役教師、青山学院中等部の安藤昇氏の動画も交えてお届けしよう。

子どもの悪い姿勢を感知してくれるメガネ

高精度6軸センサー搭載のメガネで悪い姿勢を感知

スマホやタブレットを使うときは、画面に目を近づけすぎないなど、姿勢に気をつけたい。そんなリクエストに応えてくれるのが、クリア電子から発売されている近視を予防するAI眼鏡「Ai Glasses(エーアイグラス)」だ。

このメガネには高精度6軸センサーが搭載され、姿勢が悪くなると振動アラームで注意を促してくれる。またテレビやパソコンなどデジタルデバイスを見ている時間の測定も可能で、専用アプリで設定した時間を超えれば、振動アラームが知らせてくれる。デジタルデバイスを使い始めた子どもたちに適切な使い方を促し、生活習慣を身につけるのに有効だろう。

同社ホームページによると、価格は1本9790円
高性能レンジセンサーにより、目と対象物の距離を測定するという
大人用の「Ai Glasses」も販売。軽くて着けやすいのが良い
安藤 昇(青山学院中等部講師)

青山学院中等部講師。日本大学理工学部物理学科卒。Microsoft Innovative Educator Fellow2020-21に認定。数学・情報を教える傍ら剣道部、放送部を全国大会上位入賞に導く。塾や大手教育機関のプログラミングカリキュラムを担当するほか、BS日テレ及びネット番組Huluにて配信中のプログラミング教育番組(全52回)の講師を務める。YouTubeチャンネル「教育版マインクラフト」では小学生向けに優しいプログラミング入門を配信し人気を博している。

神谷加代

こどもとIT副編集長。「教育×IT」をテーマに教育分野におけるIT活用やプログラミング教育、EdTech関連の話題を多数取材。著書に『子どもにプログラミングを学ばせるべき6つの理由 「21世紀型スキル」で社会を生き抜く』(共著、インプレス)、『マインクラフトで身につく5つの力』(共著、学研プラス)など。