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【編集部ピックアップ】EDIX東京、顔出し苦手な先生も、VTuberでオンライン授業を楽しく!

――第12回教育総合展「EDIX東京」展示会場レポート③

第12回教育総合展「EDIX東京」(主催:リード エグジビジョン ジャパン株式会社)の展示会場で見た気になる製品を取り上げる本レポート。今回は、アップル製品の導入から運用まで、トータルサービスを手掛けるTooのブースを紹介しよう。YouTubeチャンネルを持つ現役教師、青山学院中等部の安藤昇氏の動画を交えてお届けする。

EDIX会場と虎ノ門オフィスをつないでVTuberを体験

VTuberでオンライン授業に効果的な演出を

コロナ禍で配信需要が高まり、教育分野でもオンライン授業やプレゼンテーション、ウェビナーなど、新しいカタチのコンテンツ制作が求められている。そのひとつとして注目したいのがVTuber。2Dや3Dのアバターに、モーションキャプチャなどの技術で動きをつけて動画を配信するものだ。動画の進行役はアバターになるので、配信者が顔を出さなくていいのがメリット。オンライン授業で顔を出すのが苦手な教育者には、試してほしいツールでもある。

Tooでは、VTuberのアバター制作から配信までをトータルサポートする「Too アバターミーティングセット」を展示。実際に虎ノ門オフィスとEDIX会場をZoomでつなぎ、VTuberと来場者が双方向でやり取りをする、リアルタイム配信も体験できた。

Tooアバターミーティングセットでは「Adobe Character Animator」や「Photoshop」でアバターの作成が可能。スイッチャー「ATEM Mini Pro」など、ライブ配信に必要な機材もセットに含まれる。ブース担当者によると、教育現場ではオンライン授業やウェビナーなど効果的な演出としてVTuberの利用が増えているほか、講師役をVTuberにすることで、ひとつのコンテンツを複数の教員で分業しながら作りあげる、といった活用もあるという。

オンライン授業やウェビナーなど、配信機材もトータルでサポート
人気製品Blackmagic Design ATEM miniシリーズの「ATEM Mini Extreme」も展示

またTooのブースでは、GIGAスクールで導入されたiPadの本格活用に向けて、さまざまなソリューションも展示。iPadはクリエイティブな活動に適していることからAdobe Creative Cloudを活用した授業や、学校向けにプレゼンテーションなどの出前授業を行う一般社団法人アルバ・エデュと協力して、アクティブ・ラーニングのカリキュラムや必要機材の支援なども行なっていくという。

アップル製品の導入から運用サポートまでトータルサポートを手がけるToo
「Adobe Spark」や「Adobe Caputure」を使った授業も提案
学校向け出前授業、教員研修などを手掛ける一般社団法人アルバ・エデュと協力し、アクティブ・ラーニングのカリキュラムも支援
安藤 昇(青山学院中等部講師)

青山学院中等部講師。日本大学理工学部物理学科卒。Microsoft Innovative Educator Fellow2020-21に認定。数学・情報を教える傍ら剣道部、放送部を全国大会上位入賞に導く。塾や大手教育機関のプログラミングカリキュラムを担当するほか、BS日テレ及びネット番組Huluにて配信中のプログラミング教育番組(全52回)の講師を務める。YouTubeチャンネル「教育版マインクラフト」では小学生向けに優しいプログラミング入門を配信し人気を博している。

神谷加代

こどもとIT副編集長。「教育×IT」をテーマに教育分野におけるIT活用やプログラミング教育、EdTech関連の話題を多数取材。著書に『子どもにプログラミングを学ばせるべき6つの理由 「21世紀型スキル」で社会を生き抜く』(共著、インプレス)、『マインクラフトで身につく5つの力』(共著、学研プラス)など。