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上海問屋がラインナップする豊富な周辺機器の中から、旬の一品を紹介するこのコーナー。今回は、上海問屋が力を入れているUSB電源系アイテムの中から、「デスクトップマルチチャージステーション」なるアイテムをご紹介したい。
本製品の「デスクトップマルチチャージステーション」というジャンル名を聞くと、ほとんどの読者はなんだろう? と思うのではないだろうか。
機能としては、3基のUSB機器に電力を供給するACアダプタと、それらの機器を便利に収納できるバスケット(かご)がひとつになったものだ。つまり、普段持ち歩いているガジェットの充電を、まとめて面倒みましょう——という製品である。
さて、この製品の構造はどうなっているのか。実は意外とシンプルで、写真手前のグレーの面がシリコンラバーで滑り止めされた1枚板で、その板を取り外すと、底にUSB(タイプA)端子が3個ある。写真の奥側には付属ACアダプタ用の端子があるので、それを接続すると、USB端子に給電される……という仕組みだ。
こう書くと、実はなんのことはないアイテムに思えるが、実はこれが意外なまでに使いやすい。
今回は、ニンテンドーDSiとiPod nano、そして携帯電話を充電してみたが、ニンテンドーDSiを板の内側に収納し、板の上にiPodと携帯電話を置くことで、見た目もすっきりし、また必要な際には携帯電話がすぐに使える状態で充電ができるようになった。
また、普段持ち歩いている機器がまとまっているので、急いで出かける必要が生じた際にも、携帯を探し回ることがなくなったのが嬉しい。これはひょっとすると、本機の一番の効果かもしれない。
また、本製品では充電用USBケーブルが付属するのだが、その種類が計8種類と非常に多く、便利だ。リストアップしてみると、
・au製携帯電話(CDMA)用
・NTTドコモ製携帯電話(FOMA)/ソフトバンクモバイル(SoftBank 3G)製携帯電話用
・iPhone/iPod用
・ニンデンドーDS用
・ニンテンドーDSi用
・PSP用(ACアダプタ端子に接続)
・USB Aタイプ(専用、または市販ケーブルを使う機器用)
・USB miniBタイプ用
となっている。このうちiPhone/iPod用ケーブルは、iPhone 4への対応を上海問屋側で正式に検証しているので安心だ。なお、付属ケーブルは充電用として設計されているため、パソコンなどに接続してもデータ交換はできない仕様のようである(今回はUSB AタイプとiPhone/iPod用で確認した)。
ちなみに出力電流は3ポートで合計1600mAと、定格値(1ポート500mA)より若干余裕がある。
さて、先述したように実はかなり便利な本製品だが、一方でちょっと使いずらい点もあった。まず日本のデスクトップで使うには、ちょっと本体が大きいと感じた点。
写真からは小さく見える本製品だが、実は本体の大きさは、幅と奥行が約20cmのほぼ正方形で、高さが約10cmと、意外に大きい。そして、当然ながら上にものを置くことができないので、スペースが限られる日本の机では意外と大きなアイテムになる。机の上に置くなら、小物入れ兼用で使う、あるいはいっそ玄関脇に置くなど、工夫してみる必要もありそうだ。
ただし、いろいろな機材を本製品に置いてみると、この大きさは使いやすさを考えた結果であるとわかる。個人的には、書類などをどけても、置くスペースを作る価値があるアイテムと思う。
価格は2,980円(税込・送料別)で、上海問屋製品としては少し高めに感じたが、反面、USB機器の充電忘れや持ち出し忘れを防げるというメリットは高い。こうしたトラブルで困ったことのあるユーザーは、ぜひとも検討してほしい一品だ。
■デスクトップマルチチャージステーション
DN-E Charger04WG 製品情報
http://www.donya.jp/item/18020.html
[PR]企画・製作 株式会社 Impress Watch 営業統括部
問い合わせ先:watch-adtieup-donya@ad.impress.co.jp
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