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2017年1月25日

“ワンコインボディ”の超小型ドローンを試してみた、室内でも気軽に飛行可能

 

 


「昆虫型ミニドローン DN-914207」

 今回は、室内でも屋外でも気軽にトライできる「昆虫型ミニドローン DN-914207」を紹介しよう。見た目の割りによく動き、販売価格も税込1,999円と安い。

50mm×50mmの小型ボディを採用した昆虫型ドローン

 飛行型のドローンについては、国内での運用に関する整備が進み、条件付きながら、安心して楽しめるようにはなっている。ただ機体が高価であったり、操縦に不安があったりする場合は、興味があってもなかなか手を出しにくい。というわけで、今回の昆虫型ミニドローンだ。

 プロペラを除いた場合の平面サイズは50mm×50mmとコンパクトで、厚みも約22mmと薄く、また重量は約14gと軽量だ。そのため、屋外ではほぼ無風状態であることが飛行条件となるが、室内でも気軽に飛行させることが可能になっている。なおプロペラは4つあり、それぞれの直径は約33mm。

とても小さいドローンだ 換装用パーツも付属。「昆虫型」の名称はデザインの部分からきている
ボディだけ変更してみた状態

操縦はゲームパッド風の専用コントローラーを使用

 操縦は専用コントローラーを使用し、2.4GHz帯のワイヤレス通信となっている。コントローラーはゲームパッドと似ており、アナログスティック×2でほとんどの操作を実行できるほか、ボタンで飛行時前後左右の位置調整、十字キーで上昇中の前後左右の位置調整にも対応。また、上部両端にあるボタンでサーボ、フリップも可能であるため、低価格帯ながら、けっこう好き遊べてしまう。

 操作についてはやや複雑だが、マニュアルにひと通り記載されているので、何度か飛ばして覚えていくといいだろう。マニュアルにしっかりと記載されていなかった点としては、電源投入後に上昇させたい場合、左アナログスティックを下に入れ(コントローラー上のLCDのパーセンテージが0%になった状態)から、上に入れないとプロペラが回転しないことになるが、弄くっていると覚えてしまう操作体系なので、弊誌読者はまぁ問題ないだろう。

 飛行については室内でトライアルしてみたが、LCDのパーセンテージが45~50%で上昇をはじめる。アナログスティックの反応が過敏なので、初回フライトでは天井にぶつけてしまう可能性は高いと思うが、本体が軽いことと、プロペラが柔からめの素材を採用しているため、天井も本体も物理的破損に至る可能性は低いと思われる。なお、今回のレビューで天井に激突させた回数は6回だった。

小型ながらプロペラを回転させると、それなりに甲高い音を放つ コントローラー。LCD中央のパーセンテージはファンの回転を示す。前後左右の入力表示もあるのだが、反応する様子はなかった

 さて。簡単な仕様を挙げると、バッテリーは3.7V/140mAhで、飛行可能時間は4~5分になる。充電時間は約45分。

 交換用の外装を外してみると、DIYによる改造はやりやすそうで、気持ちバッテリーを増強することも可能だろう。何かを釣って持ち上げてみるのは難しそうだが、見た目を変更するくらいはOKといったあんばいで、はじめてのドローンがてら、改造して遊んでみるのも楽しそうである。なお、充電はUSB経由になるが、本体側の端子が独自形状となっているため、ロストしないようにしたい。

付属のUSB充電ケーブルをセットしたところ 外装を外した状態
裏面

 屋外で飛ばそうと思わないまでも、室内で気分転換に飛ばすにはちょうどいい価格とサイズだ。キャリブレーション機能も用意されており、ドローンの基本を学ぶ目的にも、ある程度は耐えてくれる。上海問屋で何かしら購入するついでに、本製品もセットで是非。

昆虫型ミニドローン (914207)
https://www.donya.jp/item/74209.html

 

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