USBをmicroUSBに変換、スマホで使える“極小サイズ”のOTGアダプタを使ってみた

今回は「USB OTG対応USB→microUSB変換アダプタ DN-13073」。

　今回のアイテムは「USB OTG対応USB→microUSB変換アダプタ DN-13073」。USBポート部分に装着する極小サイズのmicroUSB変換アダプタだ。販売価格は税込399円。

スマホやタブレットにマウスなどの周辺機器を接続するための変換アダプタ
サイズは16mm×12mm×3mmと極小

　本製品は、16mm×12mm×3mmの変換ボードみたいなもので、写真を見てもわかるように、USBからmicroUSBに変換するためのものだ。USBポートに収納するような形で使用することになる。USB OTG(USB On-The-Go)は、USB対応製品同士を直接接続するための規格で、スマホやタブレットを中心に対応しているものが多い。

　本製品の場合であれば、スマホやタブレットにマウスかキーボードを接続することを主にしており、ときおりデスクトップ的に活用したいといった場合に役立つ存在だといえる。

サイズは極小	端子剥き出し部分が表になる

USBフルポートに接続してみたところ。にょきっとmicroUSBが顔を出す形になる

　PCにUSB機器を接続した際と同じく、特別な操作が必要ではない点は同じで、USB OTGに対応するスマホやタブレットに接続すると、マウスであればマウスカーソルが表示される。Android 3.1以降であればまず対応しているため、タブレットをマウス操作したいといった場合、現行製品群であれば問題はないだろう。

Xperia rayに接続してみたところ。同機はAndroid 2.3.4だが、バックポートで対応している（していないのもあるが）	Apple Camera Connection KitもUSB OTG対応なのだが、手持ち機器の範囲では動作を確認できなかった

microUSBケーブルがなく、充電できない状態を想定してMacBook ProのUSBポートに接続してみたが、奥に入りすぎて充電には使用できず	iPad用の充電アダプターでも同様。サードパーティー製のUSB充電器でポート基板まで距離の近いものであれば、緊急充電用としても現実的であるが、端末が中空に浮く形になりやすいため、スマホ側のmicroUSBポートへの負荷が心配なところ

USBストレージとの直結にもいけるかもとおもったが、今回は動作しなかった。上海問屋によると、機種によってはUSBメモリも使用可能という

　というように、マウスやキーボードはまず動作する本製品。どこでもマウス派には邪魔にならないし、財布の中に忍ばせておける携帯性を考えると保険としてもっておくだけでも、どこかのタイミングで役に立つかもしれない。また単純に極小変換アダプターを探しているのであれば、これもちょうどいいアイテムだといえるだろう。

USB OTG対応 USB → microUSB変換アダプタ
http://www.donya.jp/item/27428.html