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2014年10月30日

時間になるとプロペラ飛翔、絶対起きる(?)「空飛ぶ目覚まし」を試してみた
高い「対・二度寝性能」

 

 


今回は「フライングアラームクロック DN-11405」

 今回のアイテムは「フライングアラームクロック DN-11405」。

 設定時刻になると、けたたましくプロペラがテイクオフ、アラームを止めるにはプロペラをセットしなおす必要がある、という高い「対二度寝性能」を備えた目覚まし時計だ。

 価格は税込1,299円。

高い「対二度寝性能」………そして嫌がらせにも(笑)

 フライングアラームクロックは、いわゆる「目覚まし時計」に属する製品だ。冒頭の写真からもわかるように、プロペラを備える、という激しく特徴的なビジュアルを備えている。

 設定時刻になるとアラームと共にプロペラが回転開始、しばらくするとプロペラだけが飛んでいく……。

 そして、アラームを止めるにはプロペラを元の場所にセットし直す必要がある…………という、触っただけでは止まらない目覚ましだ。スヌーズ機能もついており、オフにしないと1度プロペラを戻しても、また舞ってしまう。必然的に起きられる確率がアップするというわけだ。

 プロペラのサイズは直径12.5cm。ファンガード付きで、プロペラがしっかりと回転するよう、スポンジ付きの重りを備える。本体には液晶パネルがあり、この部分はスタンダードなデジタル時計。中央にある、Al-Sz-Offのスイッチを切り替えることで、アラーム機能を使用できる。バックライトもついており、時計としての基本的な部分はしっかりしている。

半球体の本体にプロペラと、けっこうインパクトのある見た目である 時計と操作についてはスタンダードな時計
単3形乾電池×5で動作する

 さて、気になる目覚まし機能だが、本体上部にあるテストスイッチで、いつでも動作を確認できる。

 まず、「音による目覚まし」としてみると、アラームよりもうるさいのがファンの回転音。12cmのファンがけっこうな音量で回転するため、まずはそれで起きられる(笑。

 プロペラの上昇高度は、余裕で天井まで到達するほどで、屋外で試してみたところ、3m~4mほどまで上昇した。つまり、プロペラがテイクオフしたあとは、確実にプロペラを探す必要がある。お布団帝国の勢力が増す、これからのシーズンも、強引に目を覚ませる確率が高いだろう。

 また、「プロペラを戻すとアラームが止まる」仕様から想像しやすいが、プロペラ接続部を押し込めば(無理矢理)アラームを止められる。が、無理矢理、というのは正直だいぶ押しにくい。止め損ねることもあるので、諦めてプロペラを探しに行こう。

本体上部のテストボタンを押すと、アラーム起動時の動作が再現できる 本体とプロペラのジョイント部。ミゾを合わせて固定しないと、プロペラの回転が不安定になる

実際に飛ばすとこんな感じ

少し風のある状態だったが、屋外での飛行テスト。プロペラの回転音がけっこううるさいのがわかるはず。動画ではカメラまでの距離があるが、目覚ましとして使用するときは耳に近いので、さらにうるさい
テイクオフする様子を1/8倍速でスロー再生

 色モノ一直線のアラームクロックだが、その仕様から(想像以上に?)「目覚まし」としての性能は高い。そもそも、アラーム音よりもプロペラの回転音で目覚める人が多いと思われる。

 もちろん、その後の「プロペラ回収ミッション」でも体を起こすチャンスがあるため、あれこれと目覚ましを試してみたがダメだった人や、スマホを目覚ましにしてみたが遠くにぶん投げて二度寝に勤しんでしまった経験のある人は、フライングアラームクロック DN-11405を試してほしい。

フライングアラームクロック DN-11405
http://www.donya.jp/item/26749.html

 

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