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都市部ではマルチローターが有利 SkyDriveが"空飛ぶクルマ"の設計思想を公開
2026年9月24日 18:56
SkyDriveは24日、開発中の「空飛ぶクルマ」について、都市部での短距離移動を想定した設計思想を公開した。
同社の機体は、固定翼やティルト機構を持たず、12基のローターで飛行するマルチローター方式を採用。50kmを超える長距離移動では固定翼型が効率面で有利とする一方、30km未満の都市内移動では、巡航性能よりも狭い場所での垂直離着陸やホバリング性能を重視したという。
設計のポイントとなるのが「ディスクローディング(円盤荷重)」で、機体重量に対してローターの総面積が大きいほど、ホバリングに必要な出力を抑えられる。SkyDriveは12基のローターで総面積を確保し、通常時の消費電力を抑えるとともに、モーターやバッテリーの一部が故障した場合にも、安全に垂直着陸するための出力余裕を確保するとしている。
バッテリーについても、航続距離を左右する容量だけでなく、離着陸時に大きな電力を供給できる「出力密度」が重要と説明する。
SkyDriveは、駅や空港からオフィス、ホテルなどを結ぶ30km未満の都市内移動を主な用途として想定している。
一方で、都市部での運航そのものが成立するかについては、地上の第三者へのリスクや騒音、ダウンウォッシュ、離着陸場所の確保、緊急時の着陸先といった課題も残されている。


