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画面ナシ、“デジタルデトックス”な健康トラッカー「ポラールループ」

太田亮三

2025年11月18日 12:40

ポラール・エレクトロ・ジャパンは、液晶画面を省いたスクリーンレスの仕様で“デジタルデトックス”を謳う、新カテゴリーのヘルスケアデバイス「POLAR Loop」(ポラールループ)を発表した。価格は29,700円。

同社初の試みとして「Makuake」にて先行販売を11月末～2026年1月下旬の期間に実施する。Makuakeでの価格は数量限定で20%オフの23,700円と案内されている。一般販売は2026年2月上旬からの予定。

「健康習慣の日常化」がテーマの、光学式心拍センサーなどを装備した健康トラッカー。新カテゴリーのヘルスケアデバイスと位置付け、ディスプレイは搭載されず、通知やアラーム、視覚的な刺激を排除した設計が特徴で、情報に触れすぎないようにする“デジタルデトックス”の実現を謳う。

運動、睡眠、体調などについて自動的に記録。必要なときだけアプリでデータを確認するというスタイルを提案しており、健康的な習慣を始めたり、日常の作業を運動として意識して活動量を増やしたりしたいユーザーに向けたコンセプトの製品になっている。最近のポラール製品同様に、劣化したバッテリーは修理窓口経由で交換できる(有償)。

連携するアプリ「Polar Flow」(iOS/Android)はサブスクリプション不要で、すぐに使い始められる。

心拍数を計測するセンサーはポラールのスマートウォッチにも搭載されている「Polar Precision Prime 心拍センサー」で、赤・オレンジ・緑の3色で合計10個のLEDを搭載、異なる深さの血管を検知し精度の高い計測が可能。

リストバンドを含む重量が29.5gと、軽量に仕上げられている。本体のみは19.5g。本体表側とバックルはステンレススチール製。伸縮性のあるバンドが組み合わされる。パッケージには「S/M」「M/L」の2種類の長さのリストバンドが同梱される。バッテリーは、24時間の心拍計測でも最大約8日間の駆動が可能。本体には約4週間分のデータを保存できる。本体サイズは42×27×9mm。防水性能は30m防水。