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マイナンバーカード、海外転出後も継続利用可能に
2024年4月9日 14:31
5月27日から、マイナンバーカードを海外でも継続利用できるようになる。4月9日の閣議でマイナンバー法の一部改正が決定された。
これまで海外留学や赴任する場合、マイナンバーカードが失効していたが、5月27日以降は海外赴任などでも継続利用できるようになる。また、在外公館でもマイナンバーカードの申請や受け取りも可能になる。詳細は5月27日までに総務省や外務省から公表予定。
マイナンバーカードや公的個人認証は、住民票を基礎とする制度だが、住民票は国外提出時に消除される。そのため、これまではマイナンバーカードも利用不可となっていたが、国外に滞在する日本人も約135万人(2017年)と多く、官民手続きのオンライン化により国外転出者においても、確実な本人確認手段のニーズが高まってきた。
そのため、国外転出後も利用可能な「戸籍の附票」を個人認証の基盤として活用。国外転出者によるマイナンバーカードと公的個人認証(電子証明書)の利用を実現する。