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アドビとマイクロソフト、Microsoft 365を使ったデジタルマーケツール開発へ

現在アドビはラスベガスで「Adobe Summit 2024」を開催中

アドビは、マイクロソフトと提携、Microsoft 365を使ったデジタルマーケティングツールを提供することを、米国で開催中のイベント「Adobe Summit 2024」の基調講演にて発表した。

マイクロソフトは同社の生成AI技術として「Copilot」を提供しており、特に企業向けには「Copilot for Microsoft 365」が用意されている。

アドビはデジタルマーケティング向けのシステムとして「Adobe Experience Cloud」を提供しているが、'23年3月、生成AIである「Adobe Firefly」を発表後、Experience Cloud内へのFirefly導入を進めている。今回のAdobe Summitでは、Fireflyを軸とした生成AIの技術を、より効率的に業務に活かすための進化が語られている。

このタイミングで両社は提携、Copilot for Microsoft 365から、Experience Cloudのワークフローやインサイト(予測)機能を活用できるようにする。その結果として、WordやOutlook、Teamsなどのマイクロソフトアプリケーションの中から、コンテンツの製作や承認管理など、デジタルマーケティングに関する作業を円滑化し、マーケターの仕事を支援することを狙う。

2社は提携し、Microsoft 365を使ったデジタルマーケティングツールを開発

パーソナライズやメディアの多様化により、デジタルマーケティングで必要とされるコンテンツの量は増大する傾向にある。生成AIはそのジレンマを解決する技術革新ではあるが、それを日常のワークフローにどう組み込むかが課題ではあった。また、部署やデータ形式によって社内でのサイロ化(データやシステムが個別で存在し、連携できない)も進みやすい。

アドビは自社でも「Gen Studio」などの新サービスを発表しているが、マイクロソフトとの提携により、それらの課題を解決、両社で幅広い顧客への対応を目指す。

現状、両社の提携によるサービスの正式な名称や提供時期、価格などは公表されていない。

まずは「社内外の複数のチームを横断して作業を行ないつつ、キャンペーンの目標、状況、アクションを管理するケース」でのニーズへの対応に重点を置き、開発が進められる予定だ。