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PASMO、ついにGoogle Payに対応

交通系ICカードの「PASMO」は28日、Googleの「Google Pay」に対応した。Android端末のGoogle Payアプリから、新規でPASMOを発行できるほか、既存のモバイルPASMOアプリ利用者もGoogle Payアプリで同じPASMOを紐づけて利用できるようになる。

これまでAndroidスマートフォンで、PASMOを利用する場合は、「モバイルPASMO」アプリをダウンロードして設定を行なう必要があった。PASMOのGoogle Pay対応により、Androidスマホに標準搭載(NFC/おサイフケータイ アプリ6.1.5以上/Android 6.0 以上)のGoogle PayからすぐにPASMOを発行できるようになる。

「Google PayのPASMO」では、鉄道・バス・買い物などで簡単に支払いできるほか、Google アカウントに登録されているクレジットカードからの入金(チャージ)が可能。オートチャージや定期券の新規購入、払い戻しなどはできないが、定期券の継続購入は対応している。

定期の新規購入やオートチャージなど、モバイルPASMOアプリのほうが機能は豊富だが、AndroidスマートフォンからPASMOをより始めやすくなっている点が特徴。1台のAndroid端末に発行できるPASMOは1枚まで。現在使っているPASMOカードを移行する場合は、モバイルPASMOアプリから設定を行なう。また、新たに Google PayアプリでPASMOを発行した場合、モバイルPASMOアプリでも同じPASMOを利用できる。