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プロントの夜は「キッサカバ」。充実の居酒屋メニュー
2021年4月9日 09:15
プロントは、メイン業態の「PRONTO」をリブランディングし、その1号店として「PRONTO 銀座コリドー店」を4月10日にオープンする。オープンに先立ち、メディア向け内覧会が実施された。
新業態のプロントでは「二面性」をキーワードに、昼はカフェ、夜は酒場の業態となる。プロントでは夜の営業について、酒場でありながら、喫茶店のような懐かしさやワクワク感のある空間やおつまみ、お酒を提供する空間を、「キッサカバ」と提唱する。
より大きく変わるのは夜のキッサカバ営業で、いわゆる居酒屋メニューを充実させている。
チューリップ唐揚げや和豚シウマイを1点で提供するのは、何人で来店した場合でも人数分頼めるようにするためだという。
ドリンクのお勧めを聞いたところ「ザ・ニューサワー」とのことだったので、この中から聞き慣れない「クリア珈琲」をオーダーしてみた。ウォッカにコーヒーで香り付けしたサワーとのことで、味わいとしてはチューハイのようにサッパリとしていて、ほんのりとコーヒーが香るという風味。コーヒーもチューハイも好物の筆者にはストライクだった。
昼のカフェの時間帯はレジで注文して支払い、商品を受け取るセルフ形式だが、夜はテーブルオーダーのフルサービスで営業。注文時の、客と店員の接点を作るため、タブレット注文等は導入しないという。
カフェの営業時間は17時30分までで、17時30分以降はキッサカバに切り替わる。この時間帯になると、店頭に暖簾が提げられるほか、店員はユニフォームを変更、店内は照明を暗めにして、BGMも切り替わる。なお、日曜日はキッサカバとしての営業は行なわない。
17時30分に店頭や店内の様子は切り替わるが営業は止めず、その時間までカフェとして利用している客は退店する必要はない。
プロントではタイミングを同じくして、ビジュアルアイデンティティ(ロゴ)を20年ぶりに刷新。PRONTO 銀座コリドー店には新しいロゴが掲げられている。
PRONTO 銀座コリドー店の所在地は東京都中央区銀座6‐2 コリドー街。他のPRONTO店舗についても順次リブランディングの実施を予定しており、3年を目途とした全店切り替えを目指す。