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プラス、透明度の高い「フェイスシールド」。かんたん装着も
2020年7月14日 09:10
プラスは、飛沫の飛散を防ぐための「フェイスシールド」を8月1日から順次発売する。価格は580円から2,900円。
フェイスシールドの製造には、クリアーホルダーの生産で培ってきた自社技術を活用。樹脂選定からシート加工、梱包、出荷までを一貫したラインで対応する。
バンドを差し込んで組み立てるタイプの「フェイスシールド」と、着脱テープで装着できてシールド面の角度を変えられる「かんたん装着 フェイスシールド」をラインアップ。
シールド面サイズは差し込み型が340×300mm(幅×高さ)、かんたん装着が340×260mm(同)で、あご下までを覆うフルフェイスサイズ。重さは約27gで「軽量設計」としている。バンドは頭のサイズに合わせて、差し込み型は52cmから63cm、かんたん装着型は48cmから62cmの範囲で調整できる。
クリアな視界が確保できるよう、通常タイプのクリアーホルダーよりも透明度の高い、0.2mm厚の高透明ポリプロピレン製シートを採用。耐薬品性も高いという。使用前は平らな形状で、持ち運びがしやすい点も特徴としている。
かんたん装着型は組み立ての手間がなく、着脱テープを2カ所留めることで装着可能。シールド面は可動する開閉式で、装着したまま一時的にシールドを上げるなど、シールド面の角度を変えられる。
バンドカラーは、差し込み型はクリアーの1色、かんたん装着型はブルー、ピンク、ホワイトグレーの3色を用意。
発売日は、差し込み型フェイスシールドが8月1日、かんたん装着 フェイスシールドが9月1日。価格は、差し込み型は20セット入り2,000円、かんたん装着型は2枚入りが580円、10枚入りが2,900円。
プラスではフェイスシールドについて、4月にプロトタイプ約5千枚、5月から6月に改良を加えて約4万枚を医療機関に無償提供。緊急事態宣言が解除された5月以降は、医療現場だけではなく、介護、学校、理美容、スーパーといった対人が必要な場面でニーズが高まっていることから、必要な人に適正な価格で届くよう、製品化を決めた。
フェイスシールドの売り上げの一部は日本赤十字社に寄付される。