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渋谷最高峰 地上230mの屋上展望台「SHIBUYA SKY」全貌発表

渋谷スクランブルスクエアは、渋谷駅直結の大規模複合施設「渋谷スクランブルスクエア第I期(東棟)」内の展望施設「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」の施設内容、入場チケットに関する、最新情報発表会を実施した。開業は11月1日。

渋谷スクランブルスクエア

渋谷スカイは渋谷スクランブルスクエアの、14階から45階の上昇空間「SKY GATE」、46階の屋内展望回廊「SKY GALLERY」、屋上展望空間「SKY STAGE」の3つのゾーンで構成。屋上の高さは約230m。屋上展望空間の広さは2,500m2で、日本最大級としている。

展望施設 渋谷スカイ フロア全体イメージ
SKY STAGEからの眺望

入場料金は、Webチケットで幼児500円から大人1,800円、当日券のみの窓口チケットは幼児600円から大人2,000円、3歳未満はいずれも無料。当日券の取り扱いは12月1日から。

入場料金
渋谷スカイについて説明をした渋谷スクランブルスクエア SHIBUYA SKY 支配人 新屋潤氏

SKY STAGEは、「SKY EDGE」、「CLOUD HAMMOCK」、「GEO COMPASS」、「CROSSING LIGHT」などで構成。

SKY EDGEは、渋谷スクランブル交差点を直下に見下ろせるスポット。「空との境界がない、圧倒的な浮遊感を感じることができる」という。

SKY EDGE

CLOUD HAMMOCKは、雲のようなハンモックネットに寝そべり、空を見上げることができるスポット。

CLOUD HAMMOCK

GEO COMPASSは、渋谷スカイの最も高い位置から360度のパノラマビューを楽しめるスポット。足元には世界地図が描かれており、「パノラマビューから広がる地球を想像」できるとしている。

GEO COMPASS

CROSSING LIGHTでは日没後、サーチライト18台が天空を彩る風景を楽しめるスポット。季節にあわせたライティングと音響による演出が用意される。

CROSSING LIGHT

46階のSKY GALLERYは、眺望と空間演出を融合させたコンテンツを配置。屋上で景色を楽しんだ後に楽しむゾーンであるとともに、悪天候で眺望が望めない時でも楽しめるという。

「TIME RIVER」、「PARALLEL WINDOWS」、「DATA SCAPE」の3つで構成。目に見えない景色を映像表現し、新たな気付きを得られるコンテンツを提供するとしている。

TIME RIVERの副題は「時空の川」。10台の4K70インチディスプレイを並べ、時の流れを映像で表現。来場者が棒状のタッチスティックを押すことで、時の流れの中に自分が訪れた証を刻むことができるいう。

TIME RIVER

PARALLEL WINDOWSの副題は「視点の窓」。ディスプレイの窓によって切り取られた街並みを起点に、時間、世界、自分をテーマに、世界都市の風景や渋谷の1日などを体験できるとする。

PARALLEL WINDOWS

DATA SCAPEの副題は「データの景色」。東側の回廊の壁面に約40mのLEDモニターを設置。渋谷に関わる様々なデータをビジュアライズ化し、反対に広がるリアルな渋谷の眺望との対比により、渋谷の今を来場者が体感することを狙いとする。

DATA SCAPE

南側の回廊には、カフェ&バー「パラダイス ラウンジ」や、お土産ショップ「SHIBUYA SKY SOUVENIR SHOP」を展開する。

パラダイス ラウンジ
SHIBUYA SKY SOUVENIR SHOP

14階から45階のSKY GATEは、渋谷スカイの入口という位置づけ。「SENSING HALL」、「TRANSITION POD」、「LEADING LINE」にて構成する。

SENSING HALLは、「予感の部屋」を副題とする、14階エレベーターホール。天井にはLEDが設置され、来場者の動きに反応する映像演出を展開。これにより、展望台に上がっていく前の期待感を醸成する。

SENSING HALL

TRANSITION PODは、「移行空間」を副題とする、14階から45階へと上がる体験型エレベーター。速度や重力に合わせた天面映像と立体音響により、上に昇っていく際の緊張感を体験できるという。

TRANSITION POD

LEADING LINEは、「導きの光」を副題とする、45階から46階へのエスカレーター。入口から出口までを一続きの光で誘導することによる、トンネルから外へ出たときの爽快感を演出していると説明した。

LEADING LINE

なお、演出プランナーには、クリエイティブ集団・ライゾマティクスのライゾマティクスデザイン部門を採用している。

入場チケットの予約は、9月1日10時から、オフィシャルWebサイトにて開始。9月中は11月30日分のチケットまで購入できる。以降、10月1日からは12月31日分のチケットまで購入可能というように、1カ月ごとに購入可能日が更新されていく。チケットの購入には「webket」の会員登録が必要。

窓口でのチケット購入は当日券のみ。11月30日までは当日券の取り扱いはなく、12月1日から当日券で入場できるようになる。また、予約チケットの場合はQRコードによる入場となるが、当日券は紙での発券となり、複数パターンのデザインが用意される。渋谷スカイの営業時間は9時から23時、最終入場は22時。