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Yahoo!防災速報に避難場所や災害時の行動をまとめた「防災手帳」
2019年2月28日 14:05
スマートフォン向け防災通知アプリ「Yahoo!防災速報」は、災害発生時に適切な行動ができるように、避難場所の登録や防災用品の確認など防災関連の情報をまとめた新機能「防災手帳」を提供開始した。
防災手帳は、災害への日頃の備えとして自宅や勤務先近くの避難場所の登録や、災害時に必要な情報や行動をまとめた新機能。iOS/AndroidのYahoo!防災速報アプリの右上に表示されるアイコンから表示できる。
防災手帳の主な機能は以下の通り。
「避難場所リスト」機能:地震や津波など災害の種類によって異なる場合もある避難場所を最大10カ所登録可能。家族が別々の場所で被災する場合もあるため、家族の勤務先や学校、実家などの避難場所の確認に活用できるとしている。
「ハザードマップ」機能:各自治体が作成した各災害の被害の及ぶ想定範囲、被害想定の程度、避難の道筋などを表した地図を閲覧できる機能。避難場所リスト機能含めて、現在地とYahoo!防災速報で設定している「登録地点」とも連動している。
「困ったときは」機能:東京都発行の「東京防災」、日本気象協会推進「トクする!防災」プロジェクトのコンテンツから、災害種別ごとに「災害発生時」「避難にあたって」「知識・備える」の順で必要な情報や行動が学べる。
「防災用品」機能:電気やガス、水道などのライフラインが止まった場合や避難生活が必要になった場合に備えて、備蓄品や避難時の持ち出し品の確認ができると共に、リンク先として「Yahoo!ショッピング」内の「防災グッズ特集」から商品が購入可能。
「緊急連絡先」機能:災害時の公共の緊急連絡先(消防車・救急車、救急相談センター、海上保安庁)や、災害用伝言ダイヤルへの連絡や使い方を確認できる。今後、災害用伝言ダイヤルの認知・利用を促す目的でプッシュ通知の実施を予定。
Yahoo!防災速報は、次の災害に備えておきたいという災害経験者や、どう行動すればよいのか知っておきたいという災害未経験者が、日頃から災害へ備えられるように機能追加や改善を行なうとしている。