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商品が無くなりそうになるとAmazonに自動再注文。Dash Replenishmentスタート

Amazonは、商品の自動再注文サービス「Amazon Dash Replenishment」をスタートした。対応機器が一定の条件下で自動的にAmazonに商品を“再発注”するというサービスで、 サンスターのIoTスマートハブラシ「G・U・M Play」など3製品が12月5日より対応した。

Dash Replenishmentは、各社の対応機器とAmazonのクラウドサービスをつなぎ、対応機器で消費される商品がなくなりかけると、Amazon経由でその商品が自動的に再注文されるサービス。「必要な時に必要なものがないというイライラや心配をなくし、一歩進んだショッピング体験を提供する」という。

自動再注文のための認証や決済、顧客サービス、配送などの運用はAmazonが行なうため、機器メーカーは、Dash Replenishmentと連携することで注文履行のバックエンド・インフラを独自に構築せずに、自動再発注機能を搭載した機器を提供可能になる。

サンスターのIoTスマートハブラシ「G・U・M PLAY」は、12月5日からDash Replenishment対応。アプリ「MOUTH STATUS」をアップデートし、使用状況に応じて歯ブラシ交換を促す。ハブラシ在庫数の登録が、残り1本になると、事前に選択した製品セットが自動発注され、交換時期に必要な製品が手元に届くため、買い忘れ・替え忘れを防げる。

G・U・M PLAY

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スマートショッピングの「スマートマット」もDash Replenishment対応。水・お茶などのペットボトル、缶コーヒー・ボトルコーヒー、コーヒー豆・粉・インスタントコーヒーなど、約150の対象商品を「スマートマット」の上に置くだけで、その商品が減るとAmazon.co.jpへ自動で再注文される。利用者は商品切れの心配がなくなるほか、発注作業が軽減されるため、オフィスや飲食店、宿泊施設などのサービス業での手間を省けるという。

スマートマット
Dash Replenishmentの動作イメージ

富士山の銘水は、Dash Replenishmentに対応したIoTウォーターサーバー「FRECIOUS Slat」と「FRECIOUS dewo bottle」を12月5日から発売。ボトルを自動で再注文するIoTウォーターサーバーで、水の使用量を計測し、最適なタイミングでボトルが届く。注文の手間を省くだけでなく、消費量以上の水が余る事を防ぐ。