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2014年7月4日

スマホで調色・調光OK、「7WのBluetooth電球」を使ってみた
赤だって青だってピンクだって…、しかも8個まで制御OK

 

 


今回は「スマホで明るさや色合いを自由に調節できる Bluetooth LED電球(7W) E26口金 DN-11043」

 今回のアイテムは「スマホで明るさや色合いを自由に調節できる ブルートゥースLED電球(7W) E26口金 DN-11043」。

 スマホ経由でLED電球を制御する、という実用性とエンタメ性を併せ持つ、「いかにも上海問屋」なユニーク製品だ。

 実売価格は税込み3,999円。

見た目はフツーのLED電球だが……!?

 DN-11043は、口金E26に対応するLED電球で、明るさは一般電球40W相当(500ルーメン)。

 全長は126mm、最大径は70mmで他社のLEDライトと極端なサイズ差はない。重量も約150gと普通である。また消費電力7W、製品寿命約25,000時間という省エネ性や長寿命もLED電球そのものだ。

 外観を見てみると、LEDの特性である「直進的な光」にならないよう、電球ビジュアルも兼ねたディフューザーがあり、光としては多重影もなく普通のライトして運用できる。

 さて、色温度は3000K~6000K。

 このあたりから、DN-11043の特長が出てくる。本製品はBluetooh 4.0に対応しており、iOSデバイスからのリモート操作が可能。対応する機能は、調光と調色が主で、副次機能として接続中のiOSデバイスのマイクが拾った音に応じて色を変更したり、カウントダウン、特定タイミングで点灯するといった機能もある。

 必要なアプリは「Nexturn」でApp Storeからインストール可能だ。また同名のアプリがGoogle Playにもあるのだが、筆者手元のAndroid端末のいずれも非対応とされ、検証できていない。Nexus 5(4.4)では動作したそうなので、Androidユーザーで気になる場合は、まずGoogle Playでアプリを確認し、対応しているかを確認するのがいいだろう。上海問屋では、動作確認を行ったiOSのみを対象としている。

パッケージ パッケージの側面にはスペックが記載されている

最大8灯を個別/連動で調色・調光OK

 まず操作はペアリングからだが、これはアプリ起動しており、かつDN-11043が点灯している状態であれば、自動的にリストに表示される。

 同時接続数は最大8灯とのことだが、今回は3灯でのチェックだ。複数ある場合は個別に検出され、電源をオフにしても記憶しているため、最初にリネームして管理するといい。DN-11043の管理については、まとめて操作できるほか、個別の調光・調色に対応する。このあたりかなり便利に思えたのなら、迷わずポチってOKだ。

 調光はスマホの輝度調整と同じく、スライダー方式のビジュアルを採用しているが、ドラッグしても反応が鈍いため、タップしたほうが早い。また微妙な調整もできるはできるが、どうもタップの検出が大雑把なようで、6段階ほどの調整になりやすい。無段階調整可能なようだが、上記のようにやりにくく、ちょっと残念。

 次に調色。カタログスペックには記載されていなかったが、たとえば赤色であれば、濃淡を設定できるため、調色については自由度がとても高い。これも調光と同じくドラッグ操作には非対応でタップのみになる。

 また、仕様としては、DN-11043の電源を直接オフにした場合は設定した調光・調色が保持され、Nexturn側でオンオフした場合は設定が初期化される。初期化された場合は、パッケージを見るに明るさ最大、白色に戻る。

 ……ただ、ときどきそうでもなく、まったく設定していない色になったりすることもある。そのときはアプリで補正しよう。

DN-11043が点灯している状態で、かつアプリが起動しているとスクリーンショットのように本体が表示される。ここでオンオフができるため、DN-11043までの経路にスイッチがない場合も消灯が可能だ 調光・調色画面。タップでしか反応しない仕様
複数のDN-11043をセットがある場合、管理グループの作成もできる
プリセットも用意されている。なぜか画像を表示することも可能 点灯タイミングとカウントダウン機能がある。7月中旬(予定)のバージョンアップで対応予定
接続中のiOSデバイスのマイク機能を利用して、取得した音に合わせて色を自動的に変更することもできるが、だいぶ大雑把な変更パターンだった

 といった機能をチェックしたが、用途はあれこれ浮かぶ。店舗であれば特定色に固定して雰囲気出しに投入できるし、個人であれば間接照明はもちろんとして、フツーの電球としても活用できるだろう。またイベントなどでは音に反応する機能を利用してみるのも面白い。

 そんなところで筆者は、小物撮影に活用できるんじゃあないかと思い、試してみた。調光できるだけでなく、調色もあるので遊べそうと判断したからだ。何気に冒頭部の製品写真やパッケージも、DN-11043を2灯使用して撮影している。意外と色温度が安定しており、撮影しやすかったため、遊べる範囲は広いだろう。

3灯を同時に管理している状態。個体によって、デフォルトの色がビミョーに違う模様 ピンクに変更してみたところ
デフォルトカラー、消灯、赤色と分けてみたところ
デフォルトは5000Kなので、小物撮影にも活用しやすい。本体の電球部分の仕上がりがよく、そのまま光を当ててもいい感じだ 1灯を青色に変更して背景色にしてみたもの
左の写真の撮影位置関係は写真の通り。大雑把だが光量調整できるため、ライティング用としても使えそうだ

 間接照明から撮影用ライトまでと、意外と活躍の場が多そうなDN-11043。

 よく使用する部屋のメインライトとしては、点灯までのステップがやや煩雑だが、自宅でも常時iOSデバイスを持っているというのなら、アリな運用だろう。また店舗の場合はLED電球を交換することなく、関節照明の色を変更できるため、ローコストでの導入用にいいかもしれない。またイベント用としても派手なカラーの光源として役立つだろう。

スマホで明るさや色合いを自由に調節できる ブルートゥース LED電球(上海問屋)
http://www.donya.jp/item/26422.html

 

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