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本田翼のAKRacingゲーミングチェアは、派手じゃない&カワイイ&コンパクト!

「AKRacing 本田翼監修オリジナルカラーモデル」を使ってみた

長時間のデスクワークに、座り心地に配慮した椅子は欠かせない。正しい姿勢をきちんと維持してくれる椅子でないと、身体に痛みが出るなどしてパソコンを使うこともままならなくなる可能性があるからだ。

というわけで4月からの新生活に向け、健康的に使える椅子など、デスク周りの環境を整えようと思っている人もいるはず。でも、予算にも限りがあるだろうし、見た目が好みに合うかどうかはもっと大事だったりして、迷う。

そこで、ぜひチェックしてほしいのが「AKRacing 本田翼監修オリジナルカラーモデル」(以降、本田翼モデル、実売価格49,800円)だ。AKRacingと言えばゲーミングチェアはもちろん、オフィス向けチェアでも人気のメーカー。本田翼さんがCMキャラクターを務めており、ゲームの実況配信などをするときにもちょくちょくAKRacingが映り込んでいる。

このモデルは、そんなAKRacingのゲーミングチェアのカラーリングを本田翼さんがこだわってデザインした一品。その裏には、ゲーミングチェアの「とある課題」を解決する狙いもあるらしい。今回はWatch編集部の女性スタッフに実際に使ってもらいながら、その狙いと製品の魅力に迫った。

どんな人や部屋にもマッチする、違和感のないゲーミングチェアに

女優、モデルであり、ゲーマーでもある本田翼さん。ゲーム配信にも精力的に取り組んでいるなかで、本田さんには「女性の部屋にゲーミングチェアを置くには違和感がある」という課題感もあったとのこと。これまでのゲーミングチェアは派手な色合いだったり、デザインが独特だったりして、どうしても「存在感」が強くなりがち。そこを解決したい、という思いからデザインしたのが、今回の本田翼モデルというわけだ。

本田翼さん

といっても、本田翼モデルは他の本格ゲーミングチェアにも匹敵する高い機能性をもつ。AKRacingの既存製品「PINON」をベースにしているので、ヘッドレストとランバーサポートが付属し、左右向きや高さ調節が可能な肘掛けも装備。背もたれはフルフラットに近い150度まで倒せる構造になっている。

ヘッドレスト
ランバーサポート。ロゴは目立たず、さりげない
背もたれを直角になるまで起こしたところ
背もたれは最大でここまで倒せる
肘掛けの高さを調整可能。これは最も低くしたところ
最も高くしてみた。この調整幅はあまり大きくない
肘掛けは角度をつけることもできる

PINONはティーンエイジャーや小柄な人向けに設計された製品だけれど、本田翼モデルはシリンダー部分がそれより少し長め。高さの調節範囲を33~39.5cmの間で調整でき、身長の高い大人にも対応できるようなサイズ感にしている。耐荷重は他の多くのAKRacing製品と変わらない150kgなので、男性でも問題なく使えるポテンシャルがあるのだ。

このレバーで椅子の高さを調整する
一番低くしたところ
一番高くしたところ

ただ、やはり一番のポイントはカラーリングだ。「幅広い世代や女性の方も使いやすく」「ずっと使っていても飽きがこない」ゲーミングチェアを狙ったという本田翼さん監修のデザインは、すっきり明るいブルーグレーとホワイトがメインカラー。ゲーミングチェアというと「派手さ」を前面に押し出した製品が少なくないが、それとは印象がずいぶん異なる。

主にブルーグレーとホワイトの2色でデザインされている
背面側も同様のカラーリング

クルマのバケットシート風のシルエットはたしかにゲーミングを思わせるものの、カラーリングを含めた全体として見ると落ち着いたテイスト。優しい中間色をイメージさせるせいか、インテリアが白ベースでも黒ベースでも、あるいはピンク色でも、この明るい色合いのゲーミングチェアはマッチしそうだ。もともとは「女性の部屋に置く違和感」を解決したいという思いで企画された製品だけれど、年齢や性別に関係なく誰でも使えそうな雰囲気。

そんな本田翼モデルを試してもらったのは、家電Watch編集部の女性スタッフ松川さん。彼女は本製品のニュース記事も担当したが、そのときから「すごく気になっていた」とのこと。ゲーミングチェアでありながら「見た目がかわいい」うえに、「価格もちょうどいい」のが惹かれた理由だったそうだ。「本田翼さんには、女性としても好印象しかない」というポジティブなイメージも影響しているのかもしれない。

編集部のスタッフに試してもらった

ちなみに松川さんは2022年の夏頃、テレワークしている自宅の部屋をイメチェンするため椅子を購入したという。高級なオフィスチェアには手が届かず、手の届きそうなゲーミングチェアを検討したが、当時は部屋に合いそうなカラーリングのゲーミングチェアがなく、ナチュラルテイストを好む自身の部屋には合わないと購入を見送ったという。「そのときにこの本田翼モデルがあれば、買っていたのに……」と悔しがった。

自然と姿勢を正して仕事に集中、フルフラットにしてすぐにリラックス

とはいえ、気になっていた本田翼モデルに触れられる貴重な機会。「写真で見るよりずっとかわいい色ですね」と話す松川さんにさっそく座ってみてもらったところ、高反発気味な座り心地に最初は驚いていたが、すぐに好感触を抱いた様子だ。

分厚い座面は安定感があり、身体が余計に沈み込まないおかげもあって「姿勢が自然と良くなりそう」。編集職で在宅勤務だと、1日中ほとんど座りっぱなしでパソコンに向かい続けることもあるだろう。自然と正しい姿勢に落ち着くことで身体にストレスがかからないのは、仕事の生産性にも良い影響があるはず。

分厚く、安定感のある座面。両サイドが盛り上がっていて、身体を軽くホールドしてくれる

また、高反発なクッションに加えて、座面・背もたれの両サイドの盛り上がりがクルマのバケットシートのようにほどよく身体を包んでくれるのも、姿勢を正すのに貢献するものと思われる。そうしたホールド性と、AKRacingの他のラインアップと比べて座面や背もたれの幅・奥行きが若干小さくなっていることが、座ったときのコンパクトな印象にもつながっている。

高さの位置調整が可能なランバーサポートは、松川さんいわく「長く座っているときに姿勢を安定させるのに役立つ」とお気に入り。「私は少し猫背なところもあるので、ランバーサポートを腰よりわずかに高い位置に移動すると背筋が伸びて、気持ちがいい」という。ランバーサポートによって背中と背もたれの間に空間ができるため、暑い季節でも「蒸れを防いでくれる」ことにも期待できそうだ。

ランバーサポートは少し高くした方が正しい姿勢を維持しやすいとのこと

集中して仕事していれば、合間にリラックスしたくなることもある。そういうときは、背もたれをフルフラット近くまで簡単に倒せるのが便利なところ。これについても背もたれの盛り上がった両サイドが、横になったときにちょうどアームレストのように機能するおかげで「楽ちん」だそうだ。

休憩したくなったときは背もたれを倒してリラックス

33~39.5cmという高さの調整幅(床から座面底面まで)は、AKRacingの他のゲーミングチェアと比べて実は大きくは変わらない。ただし、座面の厚みは本田翼モデルが他より数cm薄いので、トータルの座面の高さは低めとなる。それでも、身長160cmの松川さんはもちろん、最大高さにすれば177cmの筆者でもちょうどいい快適に座れる高さだ。コンパクト感のある椅子ではあるけれど、意外と幅広いユーザーに対応できることがわかる。

160cmの身長だと、少しだけ高さを上げたくらいがちょうどいい

もう1つ松川さんが気に入っていたのが、座面や背もたれの表皮に使われている高耐久PUレザー。丈夫で劣化しにくいうえに、しっとりとした触り心地と、寒い日でも冷たく感じにくい快適性が特徴だ。明るい色なので汚れがつくと目立ってしまいそうだが、普段は乾拭きか、中性洗剤を使った拭き取り掃除で十分。本革のように気を使うところはないから、「お手入れしやすい素材なのはうれしい」と松川さん。いよいよ椅子を買い換える決心がついたような表情を見せる。

高耐久PUレザーは肌触りが良く、手入れの手間もかからない

爽やかな見た目に十分な機能、人も用途も選ばないゲーミング

「ゲーミングチェア」という括りではあるけれど、ロゴをあえて目立たせないデザインにし、ゲーミングっぽい押し出しの強さがない爽やかなカラーリングにした本田翼モデル。年齢や性別はもちろん、インテリアの雰囲気も問わず、誰が使っても、どこに置いても違和感のない椅子だなあ、という印象だ。椅子としての機能・性能もしっかりゲーミングに準じたスペックになっていて、仕事からそれこそゲームまで、用途も選ばないだろう。

部屋のテイストに左右されないデザインで、狭い場所でも使いやすいコンパクトさ

椅子は実際に座ってみるまで自分に合うかどうかわかりにくいのが難しいところだけれど、その点、すでにユーザーから大きな信頼を集めているAKRacingのゲーミングチェアであることは、大きな安心材料と言える。派手なゲーミングチェアとはちょっと違った個性を発揮したい、という人にとっても、ぜひ選んでみたい製品だ。