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2022年の祝日は“普通”。3連休は9回

今年は、令和に入って初めて「通常通りの祝日編成」となる年です。2019年の令和元年には、5月1日は新天皇即位日として、特別な祝日がありました。2020年はオリンピックで祝日が特別編成になりましたが、新型コロナによってオリンピックだけが延期。2021年も同様の特別な祝日となりました。そのため、令和4年になって初めて「普通の年」を迎えることになります。

今年は、1月1日以外は土曜日に祝日が重ならず、3連休も頻繁にあるのが特徴です。また1日休めば4連休となる飛び石連休も2回あります。ゴールデンウィークも飛び石になっており、平日を2日休むと最大10連休です。

また、2020年、2021年の10月の「スポーツの日」(旧体育の日)はいずれも、オリンピックに関連して祝日が7月に移動したため、祝日が無い月となっていました。今年は3年ぶりに元通りになります。

最大10連休のゴールデンウィーク

まずは、ゴールデンウィークから。今年は4月29日「昭和の日」が金曜日であることから、ゴールデンウィーク期間中の平日は5月2日(月)と、5月6日(金)のみになります。土日祝日がお休みの人は、この2日間を休めば、4月29日から5月8日まで最大10連休が実現します。そうでなくても、どちらか1日を休むだけでも6連休、または7連休にできます。

4連休が可能な“飛び石”は2回

平日を1日休めば4連休になる飛び石連休は、今年は2回です。一つは8月11日(木)の「山の日」、もう一つは11月3日(木)の「文化の日」です。土日がお休みの人は、いずれも金曜日を休めば4連休になります。ちなみに昨年は5回ありました。

8月「山の日」
11月「文化の日」

また、連休にするには少しハードルが高いですが、水曜日が休みになる日も2回あります。一回目は2月23日の「天皇誕生日」、二回目は11月23日の「勤労感謝の日」です。連休にはできなくても、週の真ん中に休むとなんだか得をした気分になりますね。

2月「天皇誕生日」
11月「勤労感謝の日」

3連休は9回

飛び石連休が減った分、3連休は、ゴールデンウィーク中の2回を含めると全部で9回あります。1月の「成人の日」、2月の「建国記念の日」、3月の「春分の日」、4月の「昭和の日」、5月の「憲法記念日」「みどりの日」「こどもの日」、7月の「海の日」、9月の「敬老の日」「秋分の日」、10月の「スポーツの日」です。

令和4年の連休カレンダー(出典:政府広報オンライン)

3連休が無いのは元々祝日がない6月と12月、飛び石がある8月と11月だけになります。それ以外は毎月3連休があります。飛び石連休は昨年より少ないですが、3連休が多いのは良いかもしれません。

なお、「スポーツの日」は東京2020オリンピックに合わせて「体育の日」を改名したものですが、2020年、2021年ともに、7月に移動して4連休となっていたため、10月に「スポーツの日」として祝日になるのは改名後初めてです。

9月は3連休が続きます
10月に「スポーツの日」が初登場します