トピック
新型コロナウィルスについて。政府発表や基本情報など
2020年3月10日 10:07
メディア(ヤフーやNHK)
ヤフーは、「新型コロナウイルス感染症まとめ」を開設。最新のニュースのほか発生情報の推移、生活への影響などの情報をまとめている。
NHKも特設サイトを展開。最新ニュースや国内の感染状況などをまとめているほか、新型コロナウィルスの特徴や、現在わかっていることなどを紹介している。
Twitterは、厚生労働省などの情報をわかり易く表示。Googleも、Google 検索の SOSアラートで、最新のニュースのほか、内閣官房新型インフルエンザ等対策室や厚生労働省、世界保健機関(WHO)へのリンクを表示している。
対応や予防について
集団感染を防ぐために
感染拡大を防ぐための方針として、「新型コロナウイルスの集団感染を防ぐために」というPDFを配布中。
小規模な患者の集団(クラスター)が次の集団を生み出すことを防止するための行動を呼びかけたもので、スポーツジム、屋形船、ビュッフェスタイルの会食、雀荘、スキーのゲストハウス、密閉された仮設テントなどでは、一人の感染者が複数に感染させた事例が報告されているため、「換気が悪く」、「人が密に集まって過ごすような空間」、「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」を避けるよう呼びかけている。
症状や相談について
新型コロナウィルス感染症は、発熱やのどの痛み、咳が長引くこと(1週間前後)、強いだるさ(倦怠感)を訴える人が多いことが特徴。感染から発症までの潜伏期間は1日から12.5日とされている。
発熱等の風邪症状が見られるときは、まず「学校や会社を休み外出を控える」ほか、「発熱等の風邪症状が見られたら、毎日、体温を測定して記録」するよう呼びかけている。
新型コロナウィルス感染者と濃厚接触した場合、もしくは類似した症状が続く場合は、「帰国者・接触者相談センター」に問い合わせ、検査を行なう。
問い合わせの目安となる症状例は、「風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている」、もしくは「強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある」。これらの症状がある場合は、「帰国者・接触者相談センター」に問い合わせると、「帰国者・接触者外来」を紹介される。
家族の感染時に家庭で注意する「8つのポイント」
厚生労働省は、家族の感染が疑われる場合の家庭内での注意事項も「8つのポイント」として紹介している。
- 感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分ける
- 感染者の世話をする人は、できるだけ限られた方(一人が望ましい)にする
- できるだけ全員がマスクを使用する
- 小まめにうがい・手洗いをする
- 日中はできるだけ換気をする。
- 取っ手、ノブなどの共用する部分を消毒する
- 汚れたリネン、衣服を洗濯する
- ゴミは密閉して捨てる