いつモノコト

電磁波干渉せずに2枚のICカードが使えるパスケースが便利

2枚のICカードを収納できる「ダブルカードケース」

通勤時、オフィスに入るための入館証と通勤時刻を打刻する社員証、2枚のICカードを携帯しています。2枚重ねた状態では読み取れないので、これまでは電磁波干渉防止シートをカードケースに入れて使用していました。

ですが先日、10年使っていたカードケースが破損したのを機に、新しいものを使うことにしました。干渉防止シートを使わなくても、2枚のICカードをそれぞれ認識してくれる「ダブルカードケース」というもので、これがとても便利だったので紹介します。

ダブルカードケースは内部に電磁波干渉を防止する仕切りが備えられており、両面に1枚ずつカードを入れて使います。かざした面に入っているカードだけを読み取る仕様です。

表面。内部に電磁波干渉を防止する仕切りを備え、ICカードが1枚入ります
裏面にも別のICカードを1枚入れられます

本体のかざす面を右にスライドさせるとカードが入れられ、反対面も同じようにスライドさせてカードを入れます。1つの面に2枚のカードは入れられません。

本来は交通系ICカードなどを入れることを想定したケースで、対応するカードは周波数帯域13.56MHzのIC乗車券とされています。筆者が入れている入館証と社員証の周波数は不明ですが、今のところ問題なく読み取れています。ただし、交通系ICカード用のケースとされているので、入館証などを入れて使う際は個人の判断でお願いします。

ダブルカードケースはネットで検索するとさまざまなデザインのもが販売されています。筆者が使用している東京ガスの公式キャラクター「パッチョ&電パッチョ」デザインは、東京ガスの公式販売サイトで購入。

片面にパッチョ(青)、反対面に電パッチョ(黄色)が描かれており、パッチョ側に入館証、電パッチョ側に社員証と覚えて使い分けています。ケースからカードを取り出したいときも、片手でスライドさせるだけでサッと開けられて便利でした。

ボールチェーンが付属するので、ネックストラップなどとつなげて首から下げることも可能。カードケース自体は薄さ7mm、重さ47gと軽いのでポケットに入れてもかさばりません。

パッチョ側に入館証
電パッチョ側に社員証と覚えて使っています
ボールチェーンが付属するのでネックストラップとつなげました

元々このカードケースを使うつもりはなかったのですが、趣味のパッチョグッズ収集の一環で購入し、ずっと保管していました。元々使っていたカードケースが破損したので使うことにしたらとても便利で、もっと早く使えば良かったと思っています。

今回はパッチョデザインを紹介しましたが、調べたところ同じ仕様でSuicaのペンギンデザインや、相鉄線と埼京線デザインのダブルカードケースがJRE MALLで販売されていました。キャラクターデザインではない同仕様のカードケースはAmazonでは見かけませんでしたが、楽天にはあったので気になる方はチェックしてみてください。

西村 夢音