いつモノコト

夜の外出にはコレ マグライトの大型懐中電灯「LED ML300L 3D.CELL」

マグライト「LED ML300L 3D.CELL ST33016」

筆者宅では畑で野菜を育てており、必要になったら取りに行きます。日中は問題ありませんが、夜になると周囲は暗くなり見渡せないので、懐中電灯を用意し、畑までの道のりや畑で野菜を収穫する際に使っています。

そんな筆者が使っていた懐中電灯は豆球を使った古いタイプでした。特に不満はなかったのですが「高級な懐中電灯はどんな感じだろう?」と興味本位で調べたら、カッコイイ懐中電灯に出会いましたので思い切って購入しました。

マグライトの「LED ML300L 3D.CELL ST33016」(以下ML300L)です。通販サイトで価格は13,200円でした。

世界各国の公的機関でも採用される頑丈な懐中電灯

マグライトは懐中電灯の老舗メーカーです。一見シンプルですが立体商標が登録されているほどのデザイン性があり、航空機に使用されるアルミ合金の削り出しを使用し、特殊コーティング(陽極酸化処理)により耐腐食性も優れています。この頑丈さから世界各国の警察、軍隊、消防などの公的機関でも採用されています。

今回、筆者が購入したML300Lも同一の素材が使われており、LEDを搭載して長い照射距離や照射時間を実現します。

本体サイズは全長298.45mm、重量は328g(電池なし)、明るさは625ルーメン、電池は単一×3本(別売り)です。一般的なLEDの懐中電灯と比べると大きくて重いですが、本来マグライトは、プロフェッショナル用途で活躍する懐中電灯なので、仕様として十分に理解できると思います。なお、ML300Lを使う際は、アルカリ電池が望ましいですが、家になかったので、マンガン電池で対応しました。入れてから分かりましたがマンガン電池の方がアルカリ電池よりも軽いため、いくらか全体重量が軽くなります。

乾電池は単一×3本

手に持ってみると、男性の手に馴染む大きさで持ちやすいです。重量については心配していましたが、下手な懐中電灯を選ぶより安定感があり、滑りにくいように加工されているので安心して使えます。警察や軍隊でも採用されているので、少しだけ雰囲気が味わえるのも嬉しいです。

手になじむ太さ

明るいのに光が柔らかい。3段階の光調整機能搭載

実際に電源ボタンを1クリックし、部屋を暗くして襖にむかって照射してみました。ML300Lは真ん中にLEDがついているので、光が中心から周囲に広がります。焦点はまわすことで合わせることができます。なお、1クリックはフルパワー、2クリックするとローパワー、3クリックすると省エネモードの3段階に光を調整できます。

1クリックで照射した様子

今度は夜にML300Lを持って自宅から畑まで歩いてみました。ML300Lの電源ボタンを1クリックし、手に持って、腰の位置から照射しながら歩きました。筆者の周辺が明るくなるのはもちろん、約100m先まで見通しが良くなり快適な散歩になりました。

幸いにも畑までの道のりは車の通りが少ないので、電源ボタンを1クリックのフルパワー照射で使えました。もし、車の通りが多い環境の場合、ドライバーに不快感を与えてしまう恐れがあります。その場合は、ローパワーや省エネモードにして、車に直接ライトを向けないようにします。

畑までの道の途中(ML300L照射なし)
畑までの道の途中(ML300L照射あり)

畑でも照射してみました。周囲に明るい環境が無い故に、ML300Lのライトがビーム状になって遠くを照らしてくれます。光も柔らかくとても見やすいです。

畑(ML300L照射あり)

ML300Lは高い買い物でしたが、畑までの道のりや畑で野菜を収穫するのがラクになり、今では、いつでも持ち出せるように玄関に常備しています。玄関に置いても目立つので、夜の散歩だけでなく、災害への備えやちょっとした明かりとしても使えるのでおススメです。

筆者宅の玄関(右側:豆球の懐中電灯、左側:ML300L)
西園寺正太郎

趣味はオーディオとモノづくり、湯豆腐と鯵が好きなちょっと渋い20代。ブログは https://saionjihouse.com/