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電通が「吸うラーメン」 ドラゴンの触り心地も再現【CEATEC 2026】

デジタルイノベーションの総合展示会「CEATEC 2026」が、10月16日まで幕張メッセにて開催されている。入場は無料で、会場参加やカンファレンス聴講などには事前予約が必要となる。

電通のブースでは、香りと音でラーメンをすする感覚を味わえる「吸うラーメン」や、ドラゴンの鱗などの触り心地を再現する「FANTOUCHIE」など、同社のR&D部門「Dentsu Lab Tokyo」による体験型展示を実施している。

"食べずに"ラーメンをすすれる「吸うラーメン」

吸うラーメンは、実際の麺やスープがなくてもラーメンをすする感覚を体験できるデバイス。香りや音、映像などを組み合わせることで、ラーメンを食べているような感覚を再現する。

体験者はデバイスの吸い口をくわえ、麺をすするように息を吸い込む。すると、ラーメンの香りやすすり心地を感じられるほか、動作に連動した映像も表示される。実際にラーメンを食べることなく、ラーメンを食べた満足感が味わえる点を特徴とする。

ドラゴンの鱗を触れる「FANTOUCHIE」

FANTOUCHIEは、AIを活用して触り心地を生成するシステム。自然言語で指定した物体の触感をAIで生成し、振動スピーカーを通じて再現する。「ドラゴンの鱗」や「クラーケンの触手」など、架空のものの触り心地も体験できる。

ドラゴンの鱗を触る様子

体験時は、触りたいものをテキスト入力するか、選択肢から指定する。触感の生成中に専用デバイスを指に装着し、画面に表示された物体の映像にあわせて、空中でなでるように手を動かすと、生成された触り心地が振動として伝わる。触感だけでなく、音もあわせて体験できる。

担当者によると、FANTOUCHIEは教育分野などへの応用を検討している。2025年には同技術を活用した「さわれる読書」を展開しており、桃太郎などの物語に登場する物体の触り心地を体験できるようにしていた。

魔法のランプを触る様子
振動スピーカー

「ロボットのファンサ」展示も

ブースではこのほか、視線や仕草などで人とロボットの間に親しみや愛着を生み出せるかを探る研究成果として、犬型ロボットによる「ロボットのファンサ」も展示している。

同展示では、体験者が犬型ロボットと視線をあわせ、目が合ったタイミングで手を差し出すと、お手を返してくれる。

犬型ロボット