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シャープ、排水不要の洗濯機 給排水設備なしで使える【CEATEC 2026】

デジタルイノベーションの総合展示会「CEATEC 2026」が、10月16日まで幕張メッセにて開催されている。入場は無料で、会場参加やカンファレンス聴講などには事前予約が必要となる。

シャープのブースでは、排水を必要としない洗濯機「トリプルフリーランドリー」を展示している。洗濯に使用した水をろ過・浄化して繰り返し利用する排水レス循環型洗濯システムで、給排水設備がない場所でも洗濯できることを特徴とする。

洗濯水を再利用 排水ホースいらずの洗濯機

トリプルフリーランドリーは、独自の多段階ろ過技術により、洗濯に使用した水を浄化して再利用する循環型洗濯システム。排水を不要にするとともに、大幅な節水を実現する。

ろ過した水をそのまま再利用できるため、予備の貯水タンクが不要となり、システム全体の小型化を実現。運搬や移設がしやすく、給排水設備がない場所にも設置可能。洗濯のたびに減る水は衣類に吸収される分のみとなり、不足した水は給水タンクに追加することで洗濯できる。

多段階のろ過技術を採用

同システムは、災害時の避難所など給排水設備の確保が難しい環境や、船上など水資源が限られる場所での利用を想定。名称は、平時も有事も活用できる「フェーズフリー」、場所を選ばず使える「ロケーションフリー」、世界中での利用を目指す「ボーダーフリー」の3つのフリーに由来する。

シャープの担当者によると、通常の洗濯機では1回の洗濯で約50Lの水を排水するのに対し、トリプルフリーランドリーでは衣類に吸収される約2L分の水が減るのみで、使用量を約96%削減できたという。

同システムは、法人向けに2026年度内の発売を目指している。