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5分の1の料金でAstraに迫る「GPT-6.1 Sol」公開 前バージョンから1週間
2026年9月30日 08:53
OpenAIは29日(米国時間)、Astraに迫る知能を5分の1の価格とした、最新AIモデル「GPT‑6.1 Sol」を発表した。エージェント型コーディングで高い性能を発揮するほか、コンピューター操作や専門業務にも優れながら、トークン料金を抑えた主力モデルとなる。
ChatGPT Plus(月額3,000円)、Pro(同16,800円)、Business、Enterprise、EduのユーザーがChatGPT WorkとCodexで利用可能だが、Chatではまだ利用できない。APIも提供開始され、標準のAPI料金は、100万トークンあたり入力が2ドル、キャッシュ済み入力が0.10ドル、出力が10ドル。
9月22日に登場した「GPT-6 Sol」からわずか7日で「GPT 6-1 Sol」を公開。難易度の高いタスクでSolの性能をGPT‑6 Astraに近づけながら、標準の入力・出力トークン料金を抑えることで、開発者が同じ予算で、高性能なエージェントの構築や運用により多くのリソースを充てられるようにする。OpenAIでは、「現時点で性能に対するコスト効率が最も高いモデル」と紹介している。
総合的な能力では、引き続き GPT‑6 Astraが同社の最高モデルだが、GPT‑6.1 Solは、重要な業務をより頻繁にこなしたいユーザーや、アプリケーションを大規模に構築・運用するAPIユーザー向けのバランスを重視している。
GPT‑6.1 Solは、コードの作成やデバッグから、文書の理解、複数ステップの業務ワークフローの実行まで、複雑な専門業務全般において GPT‑6 Solから大幅に性能を向上。
ソフトウェアエンジニアリングのタスクを評価する「DeepSWE v1.1」では、GPT‑6.1 Solは約5分の1のコストで GPT‑6 Astraと同等の性能を達成。また、GPT‑6 Solよりも少ない思考量と低いコストで、その最高スコアを6.4パーセントポイント上回っている。
専門業務の「GDP.pdf」においてGPT‑6.1 Sol は、テストした推論設定のいずれでも、フォールバックを使うOpus 5.5より高いスコアを、半分未満のタスクあたりコストで達成した。また、タスクあたりのコストを5分の1に抑えながら、GPT‑6 Astraの性能に迫っている。
エージェントが複数ステップの業務ワークフローを正しく完了できるかを測定する「AutomationBench」では、思考量を中に設定したGPT‑6.1 Solが、約3分の1のコストでOpus 5.5を2.2ポイント上回った。同じ設定のGPT‑6 Solも4.8ポイント上回っている。
コンピューター操作もGPT‑6.1 Solで大幅に向上した「OSWorld 2.0」のオフラインセットでは、思考量を最大に設定したGPT‑6.1Sol が、半分未満のコストで GPT‑6 Solを7パーセントポイント上回った。また、タスクあたりのコストを約7分の1に抑えながら、Astraとのスコアとの差を2.1パーセントポイントまで縮めている。
科学研究においても低いコストで高い成果を出しており、「最も難しい科学研究タスクにはこのモデルの使用を推奨する」としている。
難しいプロンプトに対する事実の正確性も向上。さらに、アラインメントや安全性の改善も図られている。
合わせて、GPT‑6 Astraの最大8倍の速度を実現する世界最速のフロンティアモデル「GPT‑6 Astra Ultrafast」と、「GPT‑6.1 Sol Ultrafast」も提供開始。これらはAPIで利用できるほか、利用上限が最も高い月額500ドルのProティアのユーザーは、ChatGPT WorkとCodexでも利用できる。GPT‑6.1 Sol Ultrafastにより、開発者は従来のGPT‑6 Astraとほぼ同じAPIコストでAstraに迫る知能を最大8倍の速度で利用できるという。







