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Canva、「いらすとや」など日本向け機能を強化

デザインサービスの「Canva(キャンバ)」は23日、フリー素材サイトの「いらすとや」と正式に提携し、2万点以上のイラストをCanvaで利用可能にするなど、日本向けの機能を強化した。

Canvaは、2013年にオーストラリアで創業。オンラインのデザインツールとして全世界で1億8,500万人以上が利用する定番サービスで、プレゼンテーションやSNS用のバナー作成、ポスター、動画、ロゴ作成などで幅広く利用されている。

日本においては、プレゼンテーションとSNSテンプレートのCanva製品がよく利用されているため、Canvaでは、市場に沿ったコンテンツや機能、言語のローカライズを強化。今回、フリー素材サイトの「いらすとや」と提携し、2万点以上のイラスト素材をCanvaのプラットフォームに導入した。Canvaのいらすとや紹介ページ、もしくは @irasutoyaで検索してアクセスできる。

「いらすとや」の素材を使える
@irasutoyaで検索

フォントについては、モリサワと提携。Canvaプロ、Canvaチーム、Canva for NPO、Canva教育版の各ユーザーが利用できる12種類のフォントを追加した。また、Mockupsアプリでは、ローカライズされたモックアップ作成ツールをコレクションに追加。フレーム、イラスト、製品画像などで、日本仕様の素材が用意される。

さらにCanva製品を日本の小学校低学年向けにローカライズ。表示言語オプションにひらがな表示を追加した。

23日に開催された「Canva Create 2024」では、企業向け展開の強化などが発表されている。