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シャープ、太陽光発電と冷蔵庫を連携 日中に除霜運転で効率化

シャープは、クラウドHEMSサービス「COCORO ENERGY」において、太陽光発電システムと連携して家電の電気代を抑制する「Life Eee コネクト」サービスの対象製品に自社製冷蔵庫を加えた。HEMSサービスにおいては業界初の試み。2023年11月に開始したエアコン、今年1月に開始した給湯器に続く連携で、今月から発売予定の自社製冷蔵庫(MF/MWシリーズ)で利用できる。

同社はこれまで、蓄電池などを制御して電気を貯めるサービスに加え、2023年11月から、太陽光発電システムとエアコンや給湯器が連携し、消費電力の多い運転を発電が余る時間帯にシフトさせることで、発電した電気を効率的に活用し電力購入を抑制するサービスを展開してきた。

今回は業界で初めて、太陽光発電システムと冷蔵庫が連携。定期的に運転が必要で、作動時に消費電力の多い除霜運転を、発電が余る日中の時間帯にシフトし、発電した電気を効率的に活用する。これにより冷却性能を維持しながら冷蔵庫の電気代を削減していく。

「Life Eee コネクト」システムに対応する家電・住設機器は、今後も順次拡大予定。