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「X」と呼ぶ人はたった9% 7割はいまも「Twitter」

MMD研究所は、「X(旧Twitter)に関する調査」を実施した。15歳~69歳の男女5,000人を対象に年9月29日~10月3日に行なわれたもの。これによると、旧Twitterを新名称「X」で呼んでいるのは9.1%で、今でもTwitterと呼んでいる人は67.7%と7割近くいることがわかった。

アンケート対象者の中で、X(旧Twitter)を使っている人は45.3%(2,265人)。最も利用率が高いのは10代の63.2%で、次いで20代が59.3%となっている。

現在の「X」利用者のうち、「X」と呼んでいるのは9.1%で、Twitterと呼んでいるのは67.7%。どちらも使う人は23.3%だった。今でもTwitterという名称になじみがある人が多いことが覗える。

従来の「ツイート」は「X」になってから「ポスト」と呼ばれることになったが、この呼び方についても「ツイート」が70.6%、ポストが9.3%、どちらも使うが20.1%という結果だった。

「X」の有料化については、賛成が4.6%、やや賛成が8.7%で、賛成派が合計13.3%なのに対し、反対派は86.7%と賛成派を大きく上回った。

ブロック機能の廃止については、賛成が8%、やや賛成が13.3%の合計21.4%が賛成派だったが、反対派は78.6%となった。

利用者のなかで、「X」を今後もアクティブに利用したいという人は16.1%、アクティブではないが利用したいという人が58.7%と、合計74.8%が今後も利用したい意向を示している。また、利用をやめることを検討している人は18.6%、利用をやめる予定の人は6.6%と、合計25.2%がやめると回答している。なお、今後も利用したいと回答したのは、年齢別では10代が最も多い87.8%、利用をやめると回答したのは60代が33.5%で最も多くなった。

「X」をやめる意向がある571人に対して、その後に代用するサービスがあるか聞いたところ、54.1%の人が他のサービスを利用する人と回答。具体的には、40.8%が「Instagram」、25.6%が「YouTube」、12.3%が「Threads」、7.1%が「Facebook」、6.5%が「TikTok」と回答している。