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JR東日本、東京駅-羽田直結や新Suica改札など23年度に7360億円

JR東日本は、2023年度連結設備投資計画を発表。東京駅と羽田空港が直結する「羽田空港アクセス線(仮称)」や、センターサーバー方式を採用した新しいSuica改札システムの導入などを推進する。

ポストコロナ社会における「変革のスピードアップ」の取り組み。主な設備投資としては、大規模地震対策や新幹線降雨防災対策などの安全対策や、ホームドア設置の拡充などの安全・安定輸送のレベルアップ、中央快速線等へのグリーン車導入や車両の新造に取り組む。

また、東京駅や宇都宮線、高崎線、常磐線方面から、羽田空港へのダイレクトアクセスを実現する「羽田空港アクセス線(仮称)」の工事にも着手。休止貨物線など既存資産を活用し、田町駅付近で上野東京ラインと直結させることで東京圏鉄道ネットワークを充実させる。31年開業を目指し、これにより、東京から羽田空港まで鉄道利用の場合、従来は30分かかっていたが、18分に短縮する。

新型の山形新幹線 E8系新幹線車両も2024年春以降に順次導入。車いすスペースの増大や大型荷物置き場など車内設備を充実し、営業最高速度は300km/hに高速化して所用時間を短縮する。

Suicaについては、センターサーバー方式を採用した新しいSuica改札システムを導入。北東北(秋田、青森、盛岡)を対象に、Suica利用エリアも拡大する。気仙沼線・大船渡線 BRT、芳賀・宇都宮 LRT等では地域連携ICカードを導入。MaaS利用エリアも拡大し、JR東日本アプリやRingo Passの開発を継続し、「ストレスフリーな移動」の実現につなげていく。JRE POINTのサービス拡充も進める。

2023年の設備投資額(連結)は、モビリティが4,580億円、生活ソリューションが2,780億円の合計7,360億円。