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新しいMicrosoft Teams、2倍速くメモリ使用量は半分

マイクロソフトは28日、Windows向けの新たな「Microsoft Teams」アプリのパブリックプレビューを開始した。新しいTeamsアプリは、パフォーマンスを最大2倍に、メモリ使用量は50%削減する予定で、「Copilot for Microsoft Teams」など新たなAI機能にも対応する。2023年後半の一般提供開始を目標としている。

Teamsは、チャットやミーティングなど、コラボレーションのためツールを集約したサービス。新しいTeamsでは、「半分のシステムリソースで2倍の速度を実現する」を目標に開発され、データ、ネットワーク、チャット、ビデオのアーキテクチャを最適化し、プラットフォームを全面的に更新。まだ最適化の途中ではあるが、今回のパブリック プレビューでも、従来比でアプリの起動と会議への参加が2倍高速化し、メモリ消費量が半分になっているという。

また、より少ないクリック数で、通知や情報の検索、メッセージの管理、チャンネルの整理などを容易に行なえるようにするなど、Teamsのデザインを大きく変更する

複数のテナントやアカウントの管理も強化。組織の境界を越えてコラボレーションする場合、従来は複数のテナントやアカウントでTeamsを利用する必要があったが、今後はログアウトすることなく、すべてのテナントにログインを継続でき、どのテナントを利用していても通知が受け取れるようになる。また、インテリジェント リキャップやCopilot for Microsoft Teamsなど、次世代AI体験にも対応する。

新しいTeamsの一般提供は、2023年後半予定。まずはWindowsでパブリックプレビューを提供開始し、'23年後半には、Mac向けのプレビューリリースを行なう。

Welcome to the New Era of Microsoft Teams