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エクスプローラーにタブ実装 Windows 11アップデート
2022年10月19日 18:06
マイクロソフトは、9月から提供を開始した大規模アップデート「Windows 11 2022 Update」のうち、分割され10月に配信予定としていた新機能の提供を開始した。ファイル エクスプローラーのタブ機能の実装のほか、新しいフォトアプリも予告されている。Windows 11 バージョン22H2に向けて、11月のセキュリティ更新プログラムと一緒に提供される。
エクスプローラーのタブ対応
ファイル エクスプローラーに、ファイル整理やフォルダ切り替えが簡単にできる「タブ機能」が実装される。また「お気に入り」はよく使うファイルのピン留めが可能。OneDriveとの連携では、ファイル編集履歴やコメントの確認も行なえる。
おすすめの操作
Windowsがユーザーのニーズを予測し、テキストに含まれる電話番号や未来の日付をハイライト表示して関連する機能と連携を図れる。
タスクバー
タスクバーには要望が多かったという2つの機能が追加される。ひとつめは、タスクバーにピン留めしているアプリがスペースに収まらない場合、タスクバーの上にオーバーフロー表示する機能。ふたつめは、タスクバー上で右クリックした際に、「タスクバーの設定」に加えて「タスクマネージャー」に直接ジャンプできるオプションが搭載される。
ファイル共有先の強化
ファイルの共有が強化され、デスクトップやファイル エクスプローラー、フォト、Snipping Tool、Xboxなどのアプリケーションから、より多くのデバイスにファイルを直接共有できるようになる。
フォト アプリ
10月末にWindows 11向けにフォト アプリが提供される。写真の整理が簡単にできるようデザインされるほか、スマートフォンやカメラ、OneDriveといった、どこから保存したかに関わらず、綺麗にデザインされたギャラリーですべての写真を確認できる。OneDriveに保存されている写真については、思い出、大切な人と過ごした時間、などとして過去の写真を再表示する提案も行なう。
さらに、先日発表されているように、11月からはフォト アプリがiCloudフォトライブラリに直接接続できようになり、iPhoneの中のすべての写真にシームレスにアクセスできるようになる。これはMicrosoft StoreからiCloud for Windowsをインストールすることで利用できる。