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後悔したくない人に贈る「プライムデー 5つの誓い」

7月12日からスタートするAmazonの大規模セール「プライムデー」。Amazonプライム会員向けに、食品や家電、ファッション、Amazonデバイスなど多くの製品がセール価格になります。すでに「ほしいものリスト」がいっぱいになっているという人もいるのではないでしょうか。

もっともこのプライムデー、流されるままに次から次へと買い込むと、あとになって後悔することもしばしば。今回はそんなプライムデーを迎えるにあたって頭の片隅に留めておきたい、ウルトラ5つの誓いならぬ「Prime Day5つの誓い」をまとめてみました。

誓いその1:プライムデーまで知らなかった製品やブランドには手を出さない

プライムデーをはじめとする大型セールで無駄遣いしないコツは「セールまで知らなかった製品やブランドが安いからと言って手を出さない」こと。これはネットでよく知られた「買う理由が値段ならやめておけ。 買わない理由が値段なら買え。」という名言に通ずるものがあります。もちろんプライムデーが新たな出会いのきっかけになる可能性はゼロではありませんが、製品の当たり外れが激しいジャンルでは、購入対象を既知の製品や、ほしい物リストに入っていた製品だけに絞るのは、「打率」を上げるのに有効と言えるでしょう。

誓いその2:プライムデー直後にEchoやFireの新製品が出ても暴れない

プライムデーの値下げが、実は新製品発売前の旧モデルの在庫処分にほかならず、直後に発表された新製品がより魅力的で、届いたばかりの旧モデルを前にガックリ落ち込む……というのはよくある話。ただしAmazon製デバイスは、モデルチェンジのサイクルにおおむね規則性があるので、過去の2モデルほどの発売年月をチェックすれば、「こいつそろそろ新モデル出るんじゃね」と勘づくことは少なくありません。例えば今ならばアレとかアレが……おっと、これ以上は私の口からはちょっと。

セール対象製品には、いつ新モデルがおかしくないAmazon製デバイスが紛れていることも?

誓いその3:直前1カ月だけ値上げされていたことをあとで知ってもキレない

セール前にしばらく値上げしておくことで、セール時にさも大幅割引したように見せる手口が、かつてのAmazonでは横行していました。いまは価格履歴表示ツール「Keepa」の普及もあって控えめになりましたが、セール直前までクーポンで値引きし、セールでは最初からクーポン分をあらかじめ引いた価格にすることで、Keepaのグラフ上では大幅に安くなったように見せる手口が見受けられます。セールで買うのはセール前からウォッチしていた製品だけに限るようにすれば、こうした手口に引っかからずに済みます。

Amazonの価格推移をグラフで表示してくれる「Keepa」はセール時の必須アイテムですが、クーポンでの値引きが反映されない欠点も

誓いその4:EchoやFireの新製品が値下げされてないとダダをこねない

プライムデーなどの大型セールでは、直近1~2カ月のうちに発売されたEchoやFire、KindleなどAmazonデバイスの新製品は、対象外であることがほとんどです。ユーザとしては「新製品も安くしてくれよー」と愚痴りたくなることもしばしばですが、まあ、新製品で利益が取れないのは売る側にとっては酷な話ですし、これは致し方ないでしょう。

誓いその5:「年に一度のビッグセール」を信じない

プライムデーのキャッチコピーは「年に一度のビッグセール」。確かにプライムデーと名のつくセールは年1回ですが、ブラックフライデー、サイバーマンデー(2021年はブラックフライデーと統合)、さらに今年は「プライムフォール」なるセールの開催が噂されるとなど、大規模セールは年に何回かあるはずです。同じ製品がそのたびに登場するわけではないにせよ、セールそのものは何度もありますので、唯一の機会であるかのように思わず、冷静に見極めたほうがよいかもしれません。