JAL、App Clipでモバイルオーダーやシャワー予約。成田・羽田の国際線ラウンジ

日本航空(JAL)とNRIデジタルは、11月1日から羽田・成田空港国際線JALファーストクラスラウンジにおいて、App Clipを活用した新サービスの実証実験を開始した。

同ラウンジで実施していたモバイルオーダーシステムを、ファーストクラス専用アプリ「JAL Lounge+」で提供。また、iOSのApp Clipに対応させることで、快適なラウンジサービスの提供を目指す。App Clipは、アプリをダウンロードせずにアプリの一部の機能が使える機能で、今回の実証実験ではiOS 14.3以降で対応。Androidでは利用できない。

実施場所は、「羽田空港国際線JALファーストクラスラウンジ 本館4階」「成田空港国際線JALファーストクラスラウンジ 本館3階・4階」。 期間は11月1日から12月31日まで。

JALでは、3月から同ラウンジにおいて、Webを使ったモバイルオーダーシステムによる食事注文の実証実験を実施していた。同Webシステムでは、シャワールームの予約にも対応しているが、通知を必要とするため、メールアドレスの登録も必要となっていた。

今回、食事の注文とシャワールーム予約を、インストール不要のミニアプリ「App Clip」で行なえるとともに、シャワールームに関するお知らせの通知に対応。メールアドレスを登録することなく、手軽にシャワールームを利用できるようになる。

JALでは実証実験を通し、App Clipの有効性を確認。今後の活用の検討を行なっていく。