「シチズン振動体温計」は検温終了を震えてお知らせ

シチズン・システムズは、検温終了を音だけでなく振動でも知らせる「シチズン振動体温計」を8月下旬に発売する。「CTEB720VA」(オープン価格/参考価格：5,000円)と「CTEB718V」(同：4,000円)の2モデル。わきに正しく挟むためのアタッチメントが用意される。

CTEB720VA(左)とCTEB718V(右)

CTEB720VAはアタッチメント付属、CTEB718Vはアタッチメント別売。検温部位はわき下。

いずれも、音に加えて振動でも検温終了を知らせる仕様。音の聞き取りづらい人でも検温の終了を分かりやすくすることが狙い。

またアタッチメントは、痩せた人や筋力の低下した人などでも、わきに体温計を正しく挟めるようにすることが狙い。アタッチメントを装着することで、液晶側に膨らみができ、安定した検温ができるとしている。

形状は、測定時にスイッチを入れる時や表示確認時、自然と指でホールドできることを企図している。

そのほか、約30秒で測れる予測検温、見やすい大型液晶表示(バックライト付き)、防水といった機能や性能を特徴としている。防水性は、水深1mに30分間水没しても本体に浸水しないレベル。

電池はCR2025×1個。電池寿命は予測が約3,000回、実測が約1,500回。体温表示は数字3桁＋℃、表示単位は0.1℃。測温範囲は32.0℃から42.0℃、最大許容誤差は±0.1℃(恒温水槽で実測測定した場合)。

サイズは約31.5×126.5×15ｍｍ(幅×長さ×厚さ)、アタッチメント装着時で約35×128×18ｍｍ(同)。重さは電池含め約25.5g、アタッチメント装着時で約35g。