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アットホーム、地盤リスク情報を土地・住宅購入希望者に提供

アットホーム(at home)は加盟店を通し、土地・住宅購入希望者に対し、地盤の状態を事前に推定し、解説するレポートを提供するサービスを開始した。

3次元地盤解析システムにより作成された3次元地盤モデル(イメージ)

アットホームと応用地質は、地盤情報を分かりやすく可視化するサービス「地盤情報レポート」を共同開発。戸建て住宅などの小規模建築物を対象に、本来地盤調査によって明らかになる地盤の状態を事前に推定し、レポートを作成する。

地盤情報レポート(イメージ)

地盤情報レポートは、応用地質が、実際の地盤調査データを基に“3次元地盤解析システム”を用いて作成した3次元地盤モデルを活用して「地盤の状態」を推定。そこから戸建て住宅などの小規模建築物の建築や建て替えを想定した際の「地盤リスク(沈下・液状化のリスク)」、沈下に対する「補強工法」などを総合的に解説するもの。

現地調査を行なわず土地の概況を推定し、すでに住宅などが建っている土地についても利用できるという。

サービス提供については、アットホーム加盟店が不動産業務総合支援サイト「ATBB(アットビービー)」を介して地盤情報を解説するレポートを作成。地盤についての専門的な知識を持たない土地や住宅の購入希望者にも、作成したレポートをそのまま提供できるように、基礎知識の解説も加えているという。

不動産仲介時のサービス利用イメージ

また、アットホームに加盟する不動産仲介会社やハウスメーカー・建築業者は、土地や住宅の仲介、仕入れの一次判断や実地調査前の机上調査業務を効率的に行なえるとしている。

3次元地盤解析システムは、国や自治体によって公開されている実際の地盤調査データを地点ごとに整理し、各データの整合性を確認しながら近隣データと比較、同じと判定される地層をつなげ、データがない区間を地域特性や地形の特徴も考慮して補間したもの。応用地質が開発した3次元地盤解析システムは、道路・鉄道などのインフラ企業や建設会社、設計会社、石油会社などで活用されているという。

アットホームと応用地質は本サービスの普及により、安心でスムーズな不動産取引と、不動産流通の活性化を目指す。