Amazon、ドコモ、au、SB、ヤフー、LINEが参画「サイバー防災訓練」

アマゾンジャパン、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、ヤフー、LINEの6社が参画し、インターネット上の防災意識の啓発を目的とした取り組み「サイバー防災訓練」を、6月7日から21日までの期間で開催する。幹事社はLINE。今回で3回目。

サイバー防災訓練の狙いは、スマートフォンを含め、インターネットを安心・安全に利用するために、家の鍵を閉めるようにインターネット上でも防災意識を持つ必要性を喚起すること。

今回のテーマは「アカウント」。様々な情報が紐づいているアカウントによって利便性が向上する一方で、フィッシング詐欺やアカウント乗っ取りなどアカウントに関する不正行為が発生していることを発信。自分の生活の中でいかにアカウントが大切で、守らなければならない存在であるかの認知向上を図る。

サイバー防災訓練への参加は、公式ページにアクセスすることから始まるとする。参加意義は、公式ページのコンテンツを歌って・読んで・チェックしてアカウントの大切さと守り方を知ることだという。

公式ページの動画には、ANZEN漫才のみやぞんが出演。みやぞんが作詞・作曲のサイバー防災訓練テーマソング「セキュれてる?」を歌う。この歌をきっかけに、多くの人がアカウントの大切さと守る必要性に気づくことを目指す。

そのほか、公式ページでは、アカウントがなぜ大切なのか、奪われたらどうなるのか、守る方法は何があるのかを説明。公式ページを読んだ後の訓練として「アカウントのセキュリティ理解度チェック」を設けている。

理解度チェックでは、アカウントに関する合計10問の設問で正しいと思う項目をチェックすると、正解率に応じ理解度が100点満点中何点か結果が出る。

またヤフーでは、Yahoo!セキュリティセンターにおいて、「大切なIDの守りを固めよう」と題したページを公開。Yahoo! JAPAN公式キャラクターである、「けんさくとえんじん」が、ID(アカウント)を固く守る方法を、啓発動画とYahoo! JAPANが提供するセキュリティ機能とともに紹介する。

ヤフーではそのほか、Yahoo! JAPANで毎日午後9時から配信しているライブクイズ番組「ワイキュー」を、6月9日はネットセキュリティ特集「サイバー防災NIGHT」として配信。クイズを通して、セキュリティに関する知識を高めるとしている。

なお、2017年は「アカウント乗っ取りの疑似体験」、2018年は「フィッシング詐欺防災訓練」をテーマに実施した。