UCC、好みに合わせたコーヒーを届ける新サービス。味覚傾向を可視化

UCC上島珈琲は、個々の嗜好に合わせたコーヒーを提案するO2Oプラットフォームサービス「My COFFEE STYLE」を開発。3月下旬のサービススタートに先駆けてWebサイトにて嗜好診断ができる「テイスティングキット」無料申し込みを開始した。

My COFFEE STYLEは、EC(ONLINE)と店舗(OFFLINE)でのコーヒー体験を味覚評価データ化し、それに基づき「個」の嗜好に合わせたコーヒーを提案するサービス。

コーヒーブームにより消費者にとって選択肢の幅が広がった一方、美味しさや味を模索する声を受け、UCCでは自分の味覚傾向を知り、「嗜好品としてのコーヒーに納得感を持って選んで欲しい」などの考えから開発に至ったという。

My COFFEE STYLEのコア機能「COFFEE マップ」は、テイスティングキットの4種のコーヒーを飲んだ感想を登録することでマップを開設。さらにコク軸(ライト/ストロング)と味わい軸(酸味/苦味)に配置されたMy COFFEE STYLE取り扱いの各コーヒーを飲み、感想(好き/そうでもない)を更新していくことで自分の嗜好性を可視化できるとしている。

また、3月下旬から開始予定のサブスクリプションサービス(定期購買)では、ユーザーの嗜好性ロジックに基づいて、サービス開始時は16種類のコーヒーが用意される。毎月ユーザーの嗜好性の傾向を集計し、それに合うコーヒー豆が届けられる。コーヒー豆の量、全自動コーヒーメーカーのレンタルの組み合わせにより、数種類の有料コースを設定する予定だとしている。

なお、先着1,000人に無料で、嗜好性を把握するための4種類の基準コーヒー「テイスティングキット」をWebサイト上で申し込めるキャンペーンも実施。

今後は、UCCグループの物販・カフェ業態「COFFEE STYLE UCC」や対面でコーヒーの挽き売りを行なう「UCC CAFÉ MERCADO」を通じて、サービスを提供する予定。その第1弾として13日にオープンする「COFFEE STYLE UCC アトレ吉祥寺店」では、随時My COFFEE STYLEを活用した体験イベントを開催していく。