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相鉄・JR直通線乗車には30円の加算運賃。西谷~羽沢横浜国大の区間

相模鉄道は、2019年下期開業予定の相鉄・JR直通線の運賃について国道交通大臣に認可申請。相鉄線の西谷駅・羽沢横浜国大駅間およびJR線の鶴見駅・羽沢横浜国大駅間の適用運賃と、加算運賃について発表された。

加算運賃設定区間

相鉄・JR直通線の相鉄線・西谷駅から羽沢横浜国大駅の区間、または同区間と他の区間にまたがって乗車する場合は、30円の加算運賃が加わる。1カ月の通勤定期では1,140円、通学定期では430円の加算となっている。また、消費税率の引き上げが行なわれる場合には、増税相当額を転嫁する変更認可申請を行なう予定としている。

羽沢横浜国大駅から相鉄線主要駅間までの普通旅客運賃。加算運賃を含んだ金額
相鉄線主要駅から羽沢横浜国大駅を経由してJR線主要駅まで利用した場合の普通旅客運賃

加算運賃は、新線建設等にかかった設備投資費用の一部を利用者負担とし、相鉄・JR直通線利用の基本運賃に一定の金額を加算するもの。

JR東日本は、隣接する線区(東海道線等)と同じ、東京の電車特定区間の運賃を適用。羽沢横浜国大駅を経由し、相鉄線への直通線を利用する場合には、JR線の運賃に相鉄線の運賃を合算した額としている。

JR東日本の区間。鶴見駅は運賃計算をする上での分岐駅。列車は通過する
JR線主要駅から羽沢横浜国大駅までの普通旅客運賃