BOOK☆WALKER、個人製作のマンガを電子書籍化できる無料ツール

電子書籍ストア「BOOK☆WALKER」は、個人出版サービスの新しい取り組みとして、電子コミックEPUBデータを無料で作成できるツール「BOOK☆WALKER 電子コミック作成ツール」(β版)を、1月15日から提供開始した。

作成画面(開発中のもの)

「BOOK☆WALKER 電子コミック作成ツール」(β版)は、PCでブラウザ上へjpgおよびpng形式の画像データをドラッグするだけで、マンガや実用書などの電子書籍データ(ファイル形式はEPUB/固定レイアウト型)を作成できるツール。利用するには、BOOK☆WALKER個人出版サービス(著者センター)への会員登録が必要。

電子書籍データでは主流の形式であるEPUBには、マンガや図版の多い実用本などに使われる、端末上で拡大縮小してもレイアウトが変更されない「固定レイアウト」型と、小説やエッセイなど文章中心の書籍に使われる、拡大縮小に伴ってレイアウトが自動で変換される「リフロー」型の2種類がある。

本ツールでは、固定レイアウト型のEPUBを作成できる。作成ファイルサイズの上限は100MBで、200ファイル程度まで。

EPUB作成にはツールや知識が必要となっていたが、BOOK☆WALKERは、作成ツールを提供により、データ作成を簡易化。BOOK☆WALKERの個人出版サービス上で実現することで、個人の創作活動を支援していくという。